第4アドヴェントのプレンツラウアーベルクにて

久々の好天となった第4アドヴェントの昨日の昼間、プレンツラウアーベルクを歩いていたら、クリスマスツリーをかかえて家路に着く人の姿をやたらと見かけました。
みんなどこで買って行くのだろうと思って歩いていたら、壁公園(Mauerpark)の蚤の市の一角にクリスマスツリーの直営店を見つけました。
本物のモミやトウヒの木を家庭に飾るドイツの習慣はずっと昔にさかのぼるのだろうと何となく思っていましたが、前回書いたようにこれは19世紀後半以降に浸透した、どちらかといえば比較的最近のことなのです。それ以前は、特にベルリンでは「ピラミッド」と呼ばれる模造品がポピュラーでした。(図版はhttp://www.zlb.de/projekte/advent/pyramide_bastelnより拝借)。
この巨大なラッパのような道具でツリーを梱包します。
「せーの」というおばさんの掛け声が聞こえてきそう。
ツリーの値段は木の高さによって決められます。例えば、170cmの木が28.9ユーロ。最高丈の250cmだと42.5ユーロと結構いいお値段です。1回のクリスマスのために、ドイツの人たちはこれを毎年買っていくわけです。
皆さん、どうぞ素敵なクリスマスを!(写真はシュパンダウのマーケットの様子)
Frohe Weihnachten!
忙しかった週が終わり一息ついたので、これからまた更新していきたいと思います。



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2 Responses

  1. つーたん
    つーたん at · Reply

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    わぁ~、こういう光景は日本では見られませんね。
    クリスマスがより生活に密着しているんでしょうね。
    暗くて寒そうなドイツの冬も、クリスマスマーケットがあるおかげで楽しく過ごせそうですね。

  2. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    >つーたんさん
    コメントありがとうございます。
    写真楽しんでいただけましたか?準備期間を含め、1ヶ月間楽しんできたクリスマスの時期もあとわずかで終わりかと思うと少し寂しい気分です。

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