ブログではすっかりご無沙汰してしまいました。
この夏はコロナの状況は比較的落ち着いていたのですが、10月中ばから急激に感染拡大し、今日のベルリンにおける7日間指数は373というひどい状況になっています(ドイツ全土では399)。
日本とドイツの間を自由に往来できるのはまだ大分先になるのでしょうか。
私たちも時々日本が恋しくなりますが、ベルリンに恋焦がれている方もきっといらっしゃると思います。この1年半を振り返っても、この街はかなり多く変わっているので、昨年末に全線開業した地下鉄U5に乗って最近の街の風景をご紹介したいと思います。出発点はベルリン中央駅の地下ホームです。
最初に停まる駅は、連邦首相府と連邦議会議事堂が最寄りのブンデスターク駅。中央駅からブランデンブルク門駅までは2009年にすでに部分開業していましたが、ようやくホームの両面に電車が走るようになりました。
今年2月のブランデンブルク門。真冬の上、ロックダウンの最中だったので、閑散としていました。
さて、ここからが昨年12月に開業した部分。その最初の駅はウンター・デン・リンデン駅です。同名の目抜き通りとフリードリヒ通りが交錯する地点に新たに生まれました。
U6とU5がここで交差するので、かなり規模の大きな駅です。こちらがU6のホーム。ウンター・デン・リンデン駅が開業したことで、この数十メートル南にあるフランス通り駅は廃止になりました。この先にある出口を上がると、ホテル・ウェスティン・グランドやコーミッシェ・オーパーが最寄りなので、とても便利です。
こちらが一段深い位置にあるU5のホーム。ここからさらに東へ向かいます。
(つづく)
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地下鉄U5、全線開通の日に (ドイツニュースダイジェストの連載「ベルリン 発掘の散歩術」2021年1月)