Erna-Berger-Straßeにて(3月22日)
数日前に書いた「私とベルリンとの出会い」という長文に対して、いろいろな方からコメントをいただきました。どうもありがとうございます!
前回が長かったので、今日は短くいきます。前回の記事2枚目の壁の写真を撮っていたときのこと。これはポツダム広場の南側Stresemannstraße(右)とErna-Berger-Straße(手前)という2つの通りの角にあるのですが、初めて歩いたErna-Berger-Straßeの奥に偶然こんなものを見つけてしまいました。
周りが工事現場の短い通りの先に、塔らしきものがぽつんと立っているのです。こ、これはひょっとして・・
家に戻ってすぐに調べてみたら、やっぱりそうでした。これは東西分断時代の見張り台(BT-11というタイプとか)で、ベルリンの中心部に現存しているものでは最後のうちの一つなんだそうです。正面の建物はBundesrat(連邦参議院)で、左側は建設が進むライプチヒ広場です。
この目の前がTodesstreifen(死の危険のある立ち入り禁止地帯)だった頃は、ここから何もかもが見渡せたのでしょう。今や周囲に真新しい建物が立ち並ぶ中、ポツンと佇む塔は、何ともいえず寂しげでした。
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この塔も歴史の爪跡ですね。
文化財として保存してもらいたいと思うのですが・・・。
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こんなものが残っているのですねー。色々と考えてしまいます。
そうそう、ベルリン滞在中、一人で壁博物館に行ってきました!
もっと、重いのかな、と思っていたのですが、当時の人たちの写真には、驚くほど笑顔が多くてびっくりしました。
(もし日本でこうゆう博物館を作ったら、悲しい写真や目をそむけてしまいそうになる写真が主だと思うのですが・・・。)
そして、当時の映像や写真を見た後、その映像と同じ場所を歩くと、すごく不思議な感じでした。平和なことが自分の中で当たり前になりつつあったので、壁博物館、一人でも行って良かったです☆
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マサトさん、こんにちは。
なんと、ポツダマー・プラッツの近くにこんな貴重なものが
残っているのですね。
次にベルリンに行った時には是非見てみたいです。
しかし、開発が進む場所の近くにこんなにもぽつんと
たっているなんて、保存されるのかあまりの無造作ぶりに
ちょっと心配になりますー。
いつのまにか撤去されました・・・なんてことにならないか心配。
日に日に変わっていくベルリンに住んでいる方々の
感覚はどのように変わっていくのか気になります。
しかし、私は結構ボーっと歩いているので
(本人は回りを見ているつもりなんですけど)
目の前にこういうものがあっても見過ごしそう(笑)
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こんなものが中心部にあるなんてびっくりですね。
窓の下にある穴は何でしょう。そこから銃身を突き出して・・・という穴でしょうか。城壁にあるような。ちょっと怖いですね。(^^;
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まだあったんですね、監視塔。
なんかこうしてみると、まわりに建物が建って、肩身が狭そう。
Hbfさんのところはとてもベルリンらしくて好きです。
↓のベルリンとの出会いの話もいい♪
あ、須磨の海もステキ。源氏物語で光源氏がこのあたりに
流されたんじゃなかったかしら。
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この見張り台、なんか一昔前に路面電車の走る街の交差点にあった、ポイントを切り替える操車塔みたいですね。しかしベルリンの真ん中にこんな形で残っているんですね。見てみたいですねぇ。こうしてポツンと建っている方がいいですね。アルバニアのトーチカ群のように大量に残っているよりも。この見張り塔を主人公にした絵本なんかストーリーが頭に浮かんじゃいます。そんなこと空想しだしたらキリがありませんが・・。
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>lignpontoさん
>文化財として保存してもらいたいと思うのですが・・・
塔には説明文も何もなく、そのような雰囲気は何も感じられませんでした。ちゃんと保存する姿勢が、市にないわけではないと思うのですが・・
>おれんじきゃんでぃさん
先日はどうも!ご訪問ありがとうございます。
>当時の人たちの写真には、驚くほど笑顔が多くてびっくりしました。
なるほど。ベルリンの人たちは悲しみをバネに這い上がってきたところがあるし、あまり悲劇ばかりを強調した展示だと観ていて疲れちゃいますものね。私も今度久々に行ってみようかな。
またいつでも遊びに来てくださいね!
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>しゅりさん
お久しぶりです!
>保存されるのかあまりの無造作ぶりにちょっと心配になりますー
私も同じことを思いました。2枚目の写真にある壁も、取り壊すか残すかで一時期かなりもめていたんですが、結局どうなったのかな。
この塔を見つけた時は、本当にびっくりしました。個人的には何とか残してほしいところですけど。
>nozomuさん
>そこから銃身を突き出して・・・という穴でしょうか。
そう言われてみると、それっぽいような気もします。上り下りも大変そうな小さな塔でしたよ。
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>akberlinさん
コメントありがとうございます!
>「とてもベルリンらしくて」
どういう意味でベルリンらしいのかよくわかりませんが、とにかくうれしいです(笑)。
>源氏物語で光源氏がこのあたりに
確かにあの須磨ですよね。かつては流刑の場所でもあったそうです。日本はそろそろ桜のシーズンですねー。ベルリンもようやく暖かくなってきましたが、まだまだ油断はできません。
>ジュリオさん
>この見張り塔を主人公にした絵本なんかストーリー
あのポツンと立った塔からは、いろいろな想像が膨らむのかもしれませんね。面白いストーリーが浮かんだら、話を聞かせてください。