U-Bahnhof Bundestag (2009-08-08)
首相官邸の真下を通ることから、「首相線」(Kanzler-Linie)という呼び名が定着しているこのU55ですが、ヴォーヴェライト市長は開業に際して、この線を”Linie der Einheit”(統一線)と呼びました。ブランデンブルク門の下を通る新線というのは、東西分断時代は考えられなかったからです。実際、U55はドイツ再統一後に開業した最初の地下鉄線ということになります。
さて、超満員の電車に揺られること2分弱、真新しいブンデスターク(連邦議会)駅に到着しました。
実はここに来るのは初めてではありません。そう、昨年5月の地下鉄駅の「魔笛」で一度ご紹介しましたね。このベンチの上で、パパゲーノやタミーノがひょうきんに演じていたのを思い出しました。それにしても、暑い一日でしたが、駅の内部はひんやりとしていい気持ち。モニュメンタルな柱と相まって、本当に神殿のような地下鉄駅です。
地上に上がると、目の前が首相官邸、そして向かいのパウル・レーベ議員会館。ここも大勢の人で賑わっていました。
ここまで来たら、もう一度地下に戻らずに、歩いた方が早いんじゃないかと思うほど中央駅とは目と鼻の先なのですが(笑)、今日はおめでたい日なので最後まで付き合うことにしました。では出発進行!
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単線運転で2両だけで往復という単純な運行にびっくりしました。予備車も何処にあるのか分からない様子で昔の漫才で地下鉄の車は何処から入れるとやっていたのを思い出すようです。Alexまで繋がるのは遠い先のようですね。
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最近、赤の市庁舎前の地下鉄工事が始まり、工事の様子が見晴し台の上から眺められるようになっています。現在のU55は、本当にシンプルな運行ですよね。