ベルリンの日独センターより、興味深い講演会のご案内をいただきました。『ベルリン物語』を始め、ベルリンと縁の深い写真家橋口譲二さんが、今週の木曜日、同センターにて講演会及び対談を行うそうです。80年代よりベルリンをつぶさに見てこられた橋口さんにとって、現在も変貌を続けるこの街はどう写っているのか、これはとても興味深いところです。ぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか。以下、日独センターのHPより。
橋口譲二氏講演会「日本人写真家がとらえた変貌するベルリン」
開催予定日: 2009-11-26
会場: ベルリン日独センター
協力機関: 在独日本国大使館(ベルリン)
2009年11月26日、19時開演
講演者:橋口譲二氏
講演後に橋口氏と写真歴史家カタリーナ・ハウゼル氏の対談があります。司会は、ガブリエレ・クナップシュタイン氏(ハンブルガー・バーンホーフ美術館学芸員)。
なお、この講演会は日独の同時通訳がつきます。
入場無料
お電話によるお申し込みをお願いします:Tel. (030) 839 07 123
橋口譲二(1949年鹿児島生まれ)大学を中退して、日本全国を放浪の後、写真家になる。近代社会における人間の存在、社会との関わりをテーマに作品を作り続けている。代表作1982年「俺たちどこにもいられない」、1988年「17歳の地図」、1989年「ZOO」、1992年「BERLIN」、「カップル」、2008年「17歳2001~2006」など多数。2000年より現在まで国際交流基金と文化庁のサポートもと、ベトナム、インド、ドイツを中心にカメラを使ったアートワークを各地で試みている。
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Maneknekoさん
コメントありがとうございます。この講演会には私もぜひ行くつもりでいます。橋口さんの写真を拝見するのも楽しみです。
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中村さま
橋口氏の講演会に出席される予定との由、お時間ありましたら、講演の模様や感想などを、このブログにて紹介して下さい。
橋口氏は自身のサイトに活動日記を公開しており、長年に亙り愛読しています。また、以前は、NHKの語学講座の教科書に、写真付きのエッセイを連載していた筈です。
氏の文章は、表現は不器用でも、何処かしら心に残るものがあります。読後、暫く経ってから、脳裏に映像が結ばれていく様な感触あり。彫刻家などが書く随筆にも、これに類似した作用があるみたいで、そこが面白いのです。
期待しております。お元気で。
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Yozakuraさん
コメントありがとうございます。
>氏の文章は、表現は不器用でも、何処かしら心に残るものがあります。
それは私も感じるところがありますね。
実はその後、橋口さんに個人的にお会いする機会があったので、近々何かしら書こうと思っています。ゆったりとした口調で話される、とても素敵な紳士でした。