NHK「テレビでドイツ語」3月号

NHK「テレビでドイツ語」2011年3月号のテキストが発売になりました。今年度締めくくりの号は、ベルリンのSバーンが表紙ですね。「映画で歩くベルリン」の最終回、できたら21世紀に入ってからの「いまの」ベルリンを描いた作品を紹介したかったのですが、残念ながら日本に紹介された適当な作品がない・・・。ということで、結局1998年の『ラン・ローラ・ラン』を取り上げました。でもそれが不本意というわけでは必ずしもなく、再び見直してみたらいろいろな発見がありましたし、このシリーズでは肝心のミッテ地区をまだほとんど取り上げていなかったので、そういう意味でもよかったかなと思っています。これで最後かと思うと、寂しい気持ちもありますが、熱心なスタッフと読者の皆さんに後押しされながら、毎回楽しく書かせていただきました。1年間どうもありがとうございました。4月からの放送では、ベルリンからミュンヘンへと舞台が移るそうです。



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7 Responses

  1. bach!!
    bach!! at · Reply

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    一年間お疲れさまでした。毎号、楽しく読ませていただきました。
    紹介していただいた映画のうち、まだ半分くらいしか観ていませんが、その中でも「トンネル」「善き人のためのソナタ」「グッバイ,レーニン!」は、壁の存在の悲劇を思い起こさせ、ずっと語り継がれるべき名作でしょうね。初回のマレーネ・ディートリッヒの「嘆きの天使」と今回の「ラン・ローラ・ラン」は、これから是非観てみたい作品です。
    またいつかベルリン旅行の折りに、映画ロケ地巡り(ブログでも詳しく紹介されていた「ベルリン・天使の詩」など、いっぱいありそうですね)ができるといいですが・・・。

  2. yama-Y
    yama-Y at · Reply

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    毎月18日の発売日を楽しみにしておりました。私が行く小さな本屋さんはNHKの「テレビでドイツ語」(フランス語やロシア語はあった)が初め置いてなかったのですが聞いたら翌月からは1冊だけ置いてあるようになり、それは”私用”の本なのだと気がつきました。毎月この本屋さんのレジでお金を払うとき心の中で(ありがとう!)と言いました。・・でドイツ語はうまくなったの?って・・「ダンケ!」
    1年間ベルリンでの映画の旅を有難うございました!

  3. sora
    sora at · Reply

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    テレビでドイツ語のテキストに書かれているんですね。私は恐縮ながらテレビでフランス語を毎週買って放送をみています。昨年のEURO24から一年間。美大学でフランス語を履修するために勉強していましたが、テキストの内容は重要ですよね。それによって関心も深まるし。今度ドイツ語のテキストも見てみます。

  4. maru
    maru at · Reply

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    前期テキストを購入していたこともあり、毎月楽しく拝見させていただきました。「ラン・ローラ・ラン」を初めて見たときの事を思い出します。斬新な映像とスピード感にぐいぐいと引き込まれ、ただ「面白かった」というだけでなく、何か不思議な余韻の残る秀作だと思いました。あいにく近くの店にレンタル版がなく、そのせいもあってか無性に見たくなりました。ドイツという国は、過去において日本と似通った歴史を歩んだだけに興味が尽きません。テキスト学習からステップアップし、春から大学でドイツ語を学ぶ予定です。これからも言葉を通してドイツを旅していきたいと思います。1年間ご苦労様でした。

  5. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    yama-Yさん
    ご無沙汰しています。コメントありがとうございました!

    >毎月18日の発売日を楽しみにしておりました。
    毎月書かさず買って読んでくださったようで、本当にありがとうございました。yama-Yさんのような熱心な読者の存在が私の心の支えでした。ドイツ語講座の読者は、必ずしもドイツやベルリンに来たことがある方だとは限らないので、毎回興味を持って読んでいただくために苦心しましたが、とてもいい経験になりました。

  6. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    soraさん
    NHKも最近は工夫を凝らしていて、各言語のテキストも昔に比べるとずいぶん華やかになってきましたよね。昨年のEURO24はいい企画だったと思います。4月号からのドイツ語テキストもぜひ覗かれてみてください。

    maruさん
    毎月読んでくださり、どうもありがとうございました。「春から大学で」というとまだお若い方でしょうか。かなり昔の映画まで取り上げたので、若い方に関心を持っていただけたのはとりわけうれしいことです。「ラン・ローラ・ラン」は私も今回久々に見ましたが、やはりあの時代のベルリンでこそ生まれ得なた作品だなと感じました。連載はひとまず終了ですが、また遊びにいらしてくださいね。

  7. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    bach!!さん
    コメントのお返事をうっかりしたものと勘違いしていました。すみません!1年間ご愛読いただき、どうもありがとうございました。「映画でたどるベルリン」というのも実に興味深いデーマです。連載はひとまず終わりですが、今後も興味を持続させていきたいと思っています。今回の「ラン・ローラ・ラン」は、ベルリンに来たことのある方なら、絶対実感を持って楽しめると思いますよ。ある種ドイツらしい堅固な構築性を感じる作品です。

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