暖冬と言われ続けてきたこの冬でしたが、やはりこのままでは終わらなかった・・・。先週後半からついに本格的な寒さが到来した感があります。雪化粧を帯びた街の様子を何枚かご紹介したいと思います。最初は私が住むヴィルマースドルフ地区の街角から。
こちらは先週土曜日の様子。天気はいいですが、先週末は本当に寒く、この日の日中もマイナス12〜13度はありました。15分も歩けば、体がキンキンに冷えてきます。この正面のアパート、よく見ると1枚目の写真のアパートとデザインがそっくりですね。このエリアには、19世紀末から20世紀初頭にかけて建てられた美しいアパートが多く残っています。
昨日は1つ用事があって南の郊外まで行ってきました。Lichterfelde Süd駅に停車中のSバーンより。手前の大きな広告には「300 Jahre “Hamburger Bach”」と書かれています。今年は、作曲家カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの生誕300周年のメモリアルイヤー。ハンブルク、ポツダム、ベルリン、フランクフルト(オーダー)、ライプツィヒ、ワイマールの縁の6都市で多くの記念行事が行われるようです。http://www.cpebach.de
私がもっとも頻繁に利用するSバーンのひとつ、Yorckstrasse駅。鉄柱の装飾を見ても、戦前の名残を留めているのがわかります。
この駅は地下鉄S7に接続しているので、自宅からポツダム広場やミッテの方面に出るにはここを経由するルートが便利。
こちらは今日の写真。最近よく通う図書館のカフェにて。作業の合間に飲む熱いコーヒーが身にしみる季節です^^。
今週末は、昨年秋から取り組んで来たオーケストラの本番があるので、演目であるマーラーの交響曲第2番《復活》が毎日どこかで頭の中に鳴り響いています。この曲の魅力は改めて書きたいと思っていますが、「こんな大曲を演奏できるのはこれが最初で最後かも」という気持ちで取り組んできたので、ここでも告知させていただきたいと思います(詳しくはこちらにて)。2月1日がプレンツラウアー・ベルク地区のゲッセマネ教会、2月5日はコンツェルトハウスの大ホールにて。コンツェルトハウスで演奏するのは初めてなので、とにかくドキドキしています。舞台裏の別働隊まで含めた大編成のオーケストラに2人のソリスト、3つの団体から構成される合唱団(うち1つはドレスデンから参加)。舞台に上がるのは総勢何人になるのでしょう・・・。私はピッコロと3番フルートを吹きます。もしお時間とご興味がありましたら、ぜひ聴きにいらしてください。
Jubiläumskonzert 20 Jahre Junges Orchester der FU
Samstag 01.02.2014 19:00
Gethsemanekirche, Stargarder Str. 77
Mittwoch 05.02.2014 20:00
Konzerthaus Gendarmenmarkt
Gustav Mahler:
Sinfonie Nr. 2 c-Moll “Auferstehung”
Junges Orchester der FU – Berlin
Künstl. Leitung – Antoine Rebstein
Mezzosopran – Antigone Papoulkas
Sopran – Lydia Teuscher
Chor – cantamus chor berlin, Jens Bauditz
Chor – HXOS Chor Berlin, Stelios Chatziktoris
Chor – Junges Ensemble Dresden, Tobias Walenciak
SECRET: 0
PASS:
初めまして!ベルリンへの滞在中にこちらのブログを拝見させて頂き、縁あってゲッセマネ教会での演奏を聴かせて頂きました。2回目のベルリンでまた貴重な体験が出来ました!クラッシック素人ながらとても素敵な演奏でした!ありがとうございました!
SECRET: 0
PASS:
東京でも雪が降り、やっとベルリンにシンパシーを感じられるようになりました。ドイツの冬、まさにたけなわですね~。
SECRET: 0
PASS:
meglinさん
はじめまして、コメントありがとうございました。
旅行でベルリンに来られていたのでしょうか。先週末のゲッセマネ教会での演奏会にお越しくださっていたとは、びっくりです!ありがとうございました。私にとっても貴重な経験となりました。明日がいよいよコンツェルトハウスでの本番なので、がんばりたいと思います。
ニッキースキズマトリックスさん
東京でも雪が降りましたか。こちらは数日前に再び気温が上がってきて、雪はもうすっかり溶けてなくなりました。映画祭は比較的温暖な中で迎えられそうです。