Straße des 17. Juni (2008-12-09) かれこれ1年ぐらいストップしていたこのシリーズですが、実はまだ続きがあるので^^)、ぼちぼち再開しようと思います(これまでの記事は、タグの「路上観察」をど…
当連載の最後にあたって、筆者の知人で生粋のベルリンっ子のFさんに、「あなたの記憶と深く結びついた『ベルリンの音』は何ですか?」と聞いてみた。 1939年生まれのFさんは間髪を入れずにこう答えた。「Sバーンのブレーキ音だよ…
Berlinale Palast(2004年2月) このブログを始める前、「ベルリン便り」と称してこちらでの体験や感じたことを日本の友達や先輩、家族宛に一括送信のメールで報告していた時期がありました。いわばメルマガみたい…
先週の日曜日、お昼のブランチを求めてクロイツベルクの通称SO36地区へ行って来ました。ゲルリッツ公園の隣のLübbener Straßeに面した、何度か入ってみておいしかったZAPATAという店に行ってみたのですが、改装…
先日、雪景色のティアガルテンを散歩した後、ポツダム広場、ライプチヒ広場を通ってU2のモーレン通り駅までさらに歩いた。ライプチヒ広場の東側の広大なスペースは、この気候状況の中で一層鮮やかだった。 この場所については、3年前…
最近話題になっている戦後最大規模と言われるドイツの景気対策に関する記事です。1月13日の紙面より。 Lexikon: Kalte Progression(冷たい累積) Die kalte Progression wird…
2年半かけて行われてきた旧東ドイツ時代の共和国宮殿の解体作業が終わりを迎える昨年11月末、ベルリンの将来に関する大きな決定が下されました。共和国宮殿に代わって新たに建てられる「フンボルト・フォーラム」の建築コンペで、15…
Tiergarten(2009年1月6日) ある都市で道が分からないということは、大したことではない。だが、森のなかで道に迷うように都市のなかで道に迷うには、習練を要する。この場合、通りの名が、枯れ枝がポキッと折れるあの…
Bernd Uhlig (c) 2002 最近観た中では、クリスマスの《くるみ割り人形》や大晦日のベルリン・ドイツ響とイタリアのサーカス団によるジルベスターコンサートも大変楽しめるものだったのですが、ここで書くにはやや賞…
ロシアからウクライナへの天然ガス供給停止問題は、ドイツのメディアでも大きく取り上げられています。この寒さの中、暖房が使えない(!)被害を受けている東欧の人々のことを思うと、まったく人事とは思えません。1月10/11日の紙…
Bahnhof Berlin Friedrichstraße(1984年5月8日) 「フリードリヒ通り駅の100年」の後編は1980年代に入る。 この時代になると、旅行や留学生活、仕事の出張などでフリードリヒ通り駅を利用…
一体どこの雪山かと思われたかもしれませんが、れっきとしたベルリンの中心部の風景です。数日前からベルリンは猛烈な寒波に襲われていて、昨日がそのピーク。日中でも零下15度、夜は20度近くまで下がったのではないでしょうか。これ…
Bahnhof Berlin Friedrichstraße(1910年頃の絵葉書より) 2009年はドイツ連邦共和国の建国60周年にして、ベルリンの壁崩壊20周年。新聞でもそのテーマで大きな記事が組まれるなど、私は年頭…
1ヶ月ほど前、あるデザイナーの方をガイドした際に1冊の写真カタログをいただいた。 題して「ヴィム&ドナータ ヴェンダース写真展 尾道への旅」。 数年前、ヴェンダース夫妻が日本を旅した時の写真をもとに個展を開いたのは知って…
2009年が明けました。昨年は結婚という一大転機があったためか、10月以降は時が経つのがいつになく早かった気がします。本年もどうぞよろしくお願いいたします(喪中のため、新年のご挨拶は控えさせていただきます)。 写真は、2…
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