東京・谷中を歩く(1)

JR上野駅中央口(2006年11月) 最近、「谷中スケッチブック」(森まゆみ著、ちくま文庫)という本を読んでいたら、前回の一時帰国時に谷中や根津を歩いたときのことが懐かしく思い出されてきました。前からブログに書こうと思っ…

クラブで聴くクラシック - Yellow Lounge -

今日は一味違ったベルリンのクラシックコンサートをご紹介しましょう。 その名もYellow Lounge。クラシック音楽を伝統的なホールから離れてクラブで聴かせるというユニバーサル・クラシックのシリーズで、毎回ユニバーサル…

日本よりベルリン関連本が届く!

数日前、日本から箱に入った重い小包が届きました。送り主は東京のgramophonさんという方。80年代に西ベルリンの在住経験があり、このブログも以前から読んでくださっています。昨年末に「置き場所のなくなったベルリン関連本…

イル・ジャルディーノ・アルモニコのヴェネチア・バロック!

大分前から楽しみにしていたイタリアの古楽グループ、イル・ジャルディーノ・アルモニコのコンサート(24日、フィルハーモニー室内楽ホール)。ところが、この日の大事なインタビューの仕事が長引いて、前半最後の曲からしか聴けません…

ベルリンフィルの3人のコンサートマスター

先日、ベルリン・フィルの往年のコンサートマスター、ミシェル・シュヴァルベさんのインタビュー記事を掲載しましたが、私のブログを以前から熱心に読んでくださっているla_vera_storiaさんが「ベルリンフィルの3人のコン…

カフェ「ケーキの王様」

11日間のベルリナーレが終わって一息つきたいところですが、もう次の取材の準備が待っています。せめて気分だけでもということで、今回は私の好きなカフェを一軒ご紹介しましょう。場所は例によって(?)クロイツベルク、オラーニエン…

「実録・連合赤軍」がベルリナーレで受賞

ベルリナーレの受賞作品が決まりました(くわしくはこちらにて)。 前回の記事でご紹介した若松孝二監督の「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」が2つの賞を受賞したそうです。ほんの少しだけとはいえ、自分が今回直接関わった映画が…

「実録・連合赤軍―あさま山荘への道程」

若松孝二監督の最新作、「実録・連合赤軍―あさま山荘への道程」をツォー駅近くの映画館Delphiで観ました。実は当日になって仕事で関わることになり、急遽観に行くことになったのです。平日の昼間とはいえ、かなり大きな映画館の7…

カラヤンを支えた名コンサートマスター

今年は指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908~1989)の生誕100年にあたる。各種CDが復刻発売されるほか、ゆかりの地では記念コンサートが予定されているようだ。カラヤンが指揮したベルリン・フィルハーモニー管弦楽団…

三日月の夕暮れ時に

日中の気温が12度ぐらいまで上がった先週末は散歩日和となりました。2日間とも夕暮れ時の空の色が印象的だったので、何枚かアップします。 Unter den Linden (Am Bebelplatz) ドイツ歴史博物館(I…

映画「ベルリン―5月1日」

先週の土曜日、プレンツラウアーベルクのColosseumという映画館で「ベルリン―5月1日」という作品を観ました。今年のベルリナーレはドキュメンタリーが多いので、タイトルからしてこれもそのうちの1本かなと思いましたが、そ…

アウシュヴィッツへの旅(4) - 絶滅工場への過程 - 

1ヶ月以上間が空いてしまいましたが、昨年11月にアウシュヴィッツを訪れたときの話を再開しましょう(といっても残り2回です)。前回お伝えした異様に広大なビルケナウ第2収容所から現在ミュージアムとなっているアウシュヴィッツ第…

ツァグロゼク指揮のコンツェルトハウス管に注目!

昨シーズンからコンツェルトハウス管弦楽団の音楽監督を務めるローター・ツァグロゼクのコンサートを聴いてきました(2月1日)。 最初と最後にハイドンとモーツァルトのシンフォニー、合間にストラヴィンスキーとフランクのかなり珍し…

事後報告になりますが、昨日東京のFMラジオJ-WAVEのGOOD MORNING TOKYOという朝の番組に(ナビゲーターは別所哲也さん)、5分ほどの電話出演ですが、ベルリナーレの現地情報をお話させていただきました。恥ず…

ベルリナーレが今夜開幕

今年で58回目のベルリン国際映画祭(ベルリナーレ)が今夜開幕します。昨日、メイン会場のあるポツダム広場を通ったら、もう映画祭ムードで染まっていました。 アルカーデン内のチケット売り場。昨日の昼は5分ぐらいで順番が回ってき…