Arkonaplatzにて(2月19日)
(前回のつづき)
ベルリンの東、プレンツラウアーベルク(Prenzlauer Berg)にあるアルコーナ広場を訪れたのは、実は今回が初めてだった。この広場の「のみの市」はわりと有名なので、いつか来ようとは思っていたが、今回私をそこへ向かわせたのは、このブログを読んでくださっているあるベルリン通の方からのメールだった。「DDR時代、あの広場こそ東ベルリンでもっとも可愛らしい広場だったと思います」という部分が気になっていたのである。
ちょっと気になって調べてみたのだが、アルコーナ広場が現在の名前になったのは、1875年のこと。世界大戦前はこの周辺は貧しい地区だったという。第2次世界大戦で4500ものアパートのうち、約1000が焼失。東ドイツ(DDR)時代、1970年から1984年にかけて改装工事が行われ、やはりプレンツラウアーベルクにあるArnimplatzと並び、DDRの表看板的な広場だったのだそうだ。ぐるっと一回りして、いつかご紹介したシャミッソー広場とは建物の様子が大分違うが、なるほど、確かにチャーミングな広場だなと私は思った。
のみの市(Flohmarkt)については説明は不要だろう。私が訪れた頃は、そろそろたたんでいる店も散見されたが、ちょっと様子をご覧いただきたい。毎週日曜日の10時から17時まで開かれているのだそうだ。なんだかよくわからないものも売られているが、こういうのはぶらぶら見て歩いているだけでも楽しい。
これは売り物ではないのだが^^;)、日除けシートのイラストがかわいらしかったので・・
のみの市が立っているその横は子供の遊び場になっている。これがまた見ていて楽しかったので、次回はこの様子からお届けします。
(つづく)
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ウーン...中央駅さんにとっては期待はずれでしたでしょうか、この広場。 御紹介して申し訳なかったかな? 実は私はこの広場に最初に行ったのは80年代半ばのことで、統一後は行く機会がありませんでしたので、どのように変化しているかについては知りませんでした。写真を見る限り、私の記憶にあるこの広場の情景とはかなり違いますね。自宅の写真を整理しましたら、20年前のこの広場の様子でも御紹介しましょうか。
現在フランクフルトです。諸般の事情でベルリンへは明日、ここから日帰りで用事を済ます予定です、Hotel unter den Lindenには宿泊できません。残念!
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いえいえ、期待はずれなんてことはないですよ!ただ、私は20年前の様子は知らないので、なんとも言えない部分はあります。また当時のことをいろいろ教えていただけると幸いです。ベルリンでの用事は日帰りで済まされるのですか。今回は残念です!