「ねずみトンネル」の謎 – ベルリン・トンネル物語 –
U6 Stadtmitte駅にて(7月24日) 最近またベルリンに関する本を一冊読んだ。三宅悟さんという方が著した「私のベルリン巡り(中公新書)」という本。前回ご紹介した「舞台・ベルリン」は一人の市民から見た戦後直後のベ…
ハンブルク駅現代美術館でミもココロも涼む
Hamburger Bahnhof – Museum für Gegenwart(7月27日) この木曜日、久々にハンブルク駅現代美術館に足を運んで来た。その名前からも建物の外観からも想像できるように、ここは…
BZ Lexikon(103) 「バードアロルゼン・ナチス犠牲者公文書館」
日本語にすると長い名前ですが、ドイツの過去への取り組み方を示す内容の記事です。7月27日の紙面より。 Lexikon: NS-Opferarchiv Bad Arolsen(バードアロルゼン・ナチス犠牲者公文書館) De…
BZ Lexikon(102) 「(バイロイトの)緑の丘」
Festspielhaus Bayreuth, Foto: Deutschlandradio 今週の火曜日、ワーグナーの作品のみを上演することで知られるバイロイト音楽祭が幕を開けました。ドイツでは、この「緑の丘」がバイロ…
風車小屋のある村 – アルト・マルツァーン –
Alt-Marzahnにて(5月14日) 今回は、普通の観光ガイドにはまず載っていないであろうベルリンのある場所をご紹介してみたい。といっても、私がもともと知っていたスポットではなく、拙ブログの読者で、あるベルリン通の方…
BZ Lexikon(101) 「国連レバノン暫定軍」
ドイツでも盛んに報道されていますが、イスラエル軍によるレバノン空爆には非常な憤りを感じます。25日には国連レバノン暫定軍の施設が意図的に空爆を受け、4人の監視員が死亡しました。7月25日の紙面より。 Lexikon: U…
ベルリーナーになるための100の問い(8) – これで最後! –
フリードリヒシュトラーセ駅にあるTränenpalastにて(7月24日) 訳す側としても数々の難問、奇問(?)に悩まされてきましたが、「ベルリーナーになるための100の問い」、ついにこれで完結です。今回は最後だけあって…
BZ Lexikon(100) 「キプロス」
昨年の11月に始めた、Berliner Zeitung紙のミニ事典を訳すこのコーナーですが、今回でちょうど100回目を迎えました。振り返ってみると、4月上旬の時点ですでに90回を越えていたのですが、自分の怠慢の他に、新聞…
ベルリーナーになるための100の問い(7) – 音楽・その他 –
ワールドカップの終わりを告げる垂れ幕。ベルリン中央駅にて(7月11日) ベルリンは連日うだるような猛暑が続いています。日本はもうそろそろ梅雨が明ける頃でしょうか。 さて、「ベルリーナーになるための100の問い」もかれこれ…
BZ Lexikon(99) 「クリストファー・ストリート・デイ」
ラブ・パレードの1週間後、昨日の土曜日は毎年恒例のクリストファー・ストリート・デイのパレードがありました。今回はちょっと様子を見てこようかとも思っていたんですが、機会を逃してしまったので写真はありません。7月22/23日…
ベルリーナーになるための100の問い(6)-経済・スポーツ編-
政府地区のマリー・エリザベス・リューダー館にて(5月8日) 「ベルリーナーになるための100の問い」も佳境に入ってきました。今回は「経済、ベルリンオリジナル、スポーツ」の3編。なかなかの良問(?)が並んでいます。早速解い…
ベルリーナーになるための100の問い(5) – 文化編 –
改装が進むAdmiralspalast(7月17日) 「ベルリーナーになるための100の問い」というのを覚えていらっしゃるでしょうか。半分を終えたところで3ヶ月間も中断していましたが、久々に再開したいと思います。中には何…
トラムの新路線M10に乗る(2)
「ベルリンの壁」に沿って走るM10(7月16日) (前回のつづき) 今日は新しいトラムM10の車窓をお楽しみください。 私が乗ったWollinerstraßeの停留所から、トラムは完全にかつての壁に沿って走ります。この新…
トラムの新路線M10に乗る(1)
U-Bahn Eberswalder Straßeにて(7月16日) 2ヶ月前、Nordbahnhof(北駅)についてお話した際に少しだけ触れた新しいトラム、M10(MはMetrolinieの意味)が5月末に開通しました…
「フラヌール」ドイツ編
今日はちょっとしたお知らせです。NOVA BOOKSから最近発売された「フラヌール」というシリーズのドイツ編、その中の「ドイツの基本情報」を私が担当させていただきました。このブログを読んでくださっている方々から見たら、す…
「舞台・ベルリン」 - 占領下のドイツ日記 –
日本に完全帰国する友達から、何冊か日本語の本を譲ってもらった。最近読んだ「舞台・ベルリン(朝日選書)」という一冊はその中でも特に面白く、ほとんど一気に読んでしまった。これはルート・アンドレーアス=フリードリヒという女性ジ…
2005/2006シーズン、私的ベストコンサート他
Konzerthaus Berlin(5月17日) ワールドカップが終わり、ようやく町に少し落ち着きが戻って来ました。ベルリン関連で書きたいテーマもたまっているのですが、コンサートシーズンがほぼ終わったということで、今シ…
最近のコメント