ドイツ人家庭で味わうクリスマス

このブログでも何度か紹介している知人のフレンツェルさん夫妻(ウリさんとウラさん)を12月に訪ねる際、毎回楽しみにしているのがクリスマス用の種々のお菓子を出してくださること。紅茶をいただきながら、これらのお菓子を味わうのは格別なのです。レープクーヘンやAachener Printenなど、いくつかの種類は以前以下の記事でご紹介しましたね。
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日本でもおなじみのシュトレン。実はスーパーのKaiser’sでこの時期売られているドレスデン製のもの。これが結構本格的なお味。
こちらの皿にはチョコレートやマジパンやら。外側はチョコレートがけ、中はジンジャーが入ったお菓子は、特においしかったです。
こちらはアドベント・クランツ(アドベント・リース)。今日は第4アドベントなので、最後のロウソクにも火が灯っていることでしょう。
ウラさんは、かわいらしい小物やオーナメントをたくさん持っていて、写真を撮りたいと言ったら、わざわざ火を付けてくださいました。これはRäucherhausといって、火を付けた小さなお香を中に入れると、煙突部分から煙が出てくるというもの。同じ仕組みの人形が有名ですね。
スウェーデン製というハート形のローソク立て。
これはハルツ地方の木の人形。頭の部分に坑夫のマークがありますが、ハルツ地方は元々鉱山の多い地域。昔はこの人形を窓側に向けて、鉱山労働者の男たちが帰宅するのを家族は待っていたのだそうです。
こちらは天使バージョン。
アパートの入り口付近に飾られていた星の飾り。ベツレヘムの星をイメージしており、Herrnhuter Sternという名でこの時期ドイツでは至る場所で見かけます。先週スペインに行ってきて思うのは、クリスマス前の華やかさや光というのは、周りの暗さや寒さがあってこそ引き立つものなのかなあということ。ドイツのクリスマスはやはり格別だと思います。



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4 Responses

  1. chie Takeuchi
    chie Takeuchi at · Reply

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    初めは苦手だった香辛料の効いたお菓子が、今では、わざわざ探して買うほど好きになりました!
    クリスマスの小物もすっごくかわいいです♫

  2. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    chieさん
    初コメント、ありがとうございます!確かに、ドイツのクリスマスのお菓子は、レープクーヘンにしろかなりスパイスが効いていて、日本人の口には最初やや異質ですよね。でもその分、体があったまる気もします。ぜひいろいろ試してみてください!

  3. Kazu Shimoyama
    Kazu Shimoyama at · Reply

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    こんばんは。 ハンガリーの学生です。 クリスマスの小物たち、ロウソクの炎の温かさが伝わってくるような写真ですてきです。 ドイツの料理というと ソーセージやビールがまず頭に浮かぶのですが、ドイツパンやお菓子など考えてみるとなかなか奥が深そうですね。 

  4. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    Kazuさん
    先日はご丁寧に絵はがきをありがとうございました。写真もきれいで、ブダペストに行ってみたくなりましたよ。ドイツのパンやお菓子は多種多様で確かに奥が深いです。ぜひまたいらしてくださいね。学業の方も応援しています!

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