新年あけましておめでとうございます。
昨年はいつになく時間が経つのが早く感じられました。特に9月から12月中旬まではこれまで経験したことがなかったほどめまぐるしい日々でしたが、お仕事に恵まれ、充実した年を送ることができたように思います。本業の執筆の方では、この秋は多くの方にインタビューする機会がありました。少しずつですが、自分が本当に書きたいテーマのお仕事もいただくようになり、今後もたゆまず努力していきたいと思っています。
ベルリンは12月28日に初雪が降り、一面雪景色となりました。翌29日のシェーネベルク地区のアカーツィエン・シュトラーセの様子。
大晦日にスーパーに行ったら、パンコーナーに行列ができていました。ドイツは地域差があって一概には言えないのですが、ベルリンではこの日にプファンクーヘンPfannkuchenと呼ばれる揚げパンを食べるのが伝統です。一番ポピュラーなのはジャム入りのものですが、昨日は卵入りリキュール(左)やチョコ入りなど、いろいろな種類のものが店頭に並んでいました。部屋の掃除を終えてから、私はリキュール入りのパンをほおばりました^^
昨日は直前になっておもいがけずにベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサートを聴けることになり、夕方妻とフィルハーモニーに足を運びました。同じプログラムの29日の演奏会を聴いたことは何度かありますが、31日のコンサートを聴くのはラトルが音楽監督に就任した2002年以来のこと。テレビ中継が入る大晦日の公演はやはり雰囲気が特別で、夢の中にいるようでした。ベルリン・フィルの第1ヴァイオリンの音のシャワーを間近に浴び、ラトルの表情を眺めつつ、メナヘム・プレスラーが弾く枯淡のピアノに酔いました。心から感動したので、また別の機会に感想を書きたいと思っています。
2015年は戦後70年。ベルリンに住む私にとっても、執筆の大きなテーマになるだろうと思います。早いもので、このブログも夏に10周年を迎えます。皆さまと世界の人びとにとって、幸せな1年となることを願いながら。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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あけましておめでとうございます。
昨年は2回ベルリンに行くことができ、ご著作とこのブログのおかげで充実した旅になりました。
ありがとうございます。
今日、JALカードの会報AGORAの最新号を読んでいましたら、巻頭のコラムに中村真人さまのお名前を見つけてビックリしました。
ビール醸造所の記事で、「今度ベルリンに行く時はここにも行きたい、でも住所書いてない、真人さんのブログなら書いてるのになー」と思いつつふとページ上部を見たら、そこに見馴れた名前が!
今度から都市情報のコラムはライターさんの名前もチェツクします。
本年も興味深い情報をよろしくお願いいたします。
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nobunyさん
あけましておめでとうございます。
コメントいただき、ありがとうございました。
AGORAのレポートをお読みいただき、嬉しく思います。
今回ご紹介したビール醸造所はこちらになります。
http://eschenbraeu.de
普通の住宅街の一角にあるのでちょっと戸惑われるかもしれませんが、ビールはとても美味しいです。
次回ベルリンにいらしたら、ぜひ一度お立ち寄りくださいね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。