佐渡裕&ベルリン・ドイツ響のコンサート

佐渡裕&ベルリン・ドイツ響のコンサート

ベルリンに戻って久々に足を運んだコンサートは、フィルハーモニーでのベルリン・ドイツ響の定期。指揮は、ここ数年毎シーズンのように客演している佐渡裕さんだった。 冒頭のGolijovの《Last Round》は、アストロ・ピ…

角田鋼亮さんが指揮者コンクールで・・・

角田鋼亮さんが指揮者コンクールで・・・

Konzerthaus Berlin(10月23日) このブログでも何度かご紹介している指揮者の角田鋼亮さんが、15日からベルリンで行われていた「ドイツ全音楽大学・指揮コンクール(Hochschulwettbewerb …

ドゥダメル指揮シモン・ボリバル・ユース・オケ

ドゥダメル指揮シモン・ボリバル・ユース・オケ

フィルハーモニーの2008/09シーズンが開幕。日本に帰る前に、久々にここで何か聴きたいと思い、グスターボ・ドゥダメル指揮シモン・ボリバル・ユース・オーケストラのコンサートへ。フィルハーモニーの大ホールの中に入るのは、例…

カラヤンとグールドの1957年ベルリン・ライブ

カラヤンとグールドの1957年ベルリン・ライブ

すでにあちこちで話題になっているカラヤンイヤーのこの目玉録音、ドイツでも結構売れているようで、私も買って家でじっくり聴いてみた。すっかり気に入ってしまい、最近こればかり聴いている。 まずジャケットのデザインと写真に惹き込…

シーズン終盤のベルリンのオーケストラ

シーズン終盤のベルリンのオーケストラ

Berlin Philharmonie(5月20日) 2007/08のシーズンが終わって落ち着いたので、5月から6月にかけて聴いたベルリンのオーケストラのコンサートをいくつか振り返っておきたい。 ベルリン・フィル(BPh…

ラディアルシステムで聴くヴァイオリンとチェンバロのデュオ

ラディアルシステムで聴くヴァイオリンとチェンバロのデュオ

Holzmarktstraseにて(6月14日) 東駅から徒歩5分のラディアルシステム(RadialsystemV)に久々に足を運ぶ機会があった。2006年の9月にオープンしたこの文化複合施設は、古楽から前衛まで幅広いジ…

ヴァルトビューネ2008と「トルコの奇跡」

ヴァルトビューネ2008と「トルコの奇跡」

昨日は、シーズン末の毎年恒例、ベルリン・フィルのヴァルトビューネでのコンサートを聴いてきました。このコンサートについては別の場所にも書くつもりでいますが、ベネズエラの若手指揮者グスターボ・ドゥダメルの才能と、その恐いもの…

ベルリン・フィルがテンペルホーフ空港で演奏会

ベルリン・フィルがテンペルホーフ空港で演奏会

先週の金曜日、フィルハーモニー火災事故の代替地として話題になった、テンペルホーフ空港(!)でのコンサートを聴いてきました。ベルリン・フィルは9月のベルリン音楽祭に、この空港内でシュトックハウゼンなどを演奏することになって…

ミシェル・シュヴァルベが語るカラヤン - 「音楽の友」6月号 -

ミシェル・シュヴァルベが語るカラヤン - 「音楽の友」6月号 –

現在発売中の音楽の友誌6月号の「カラヤンの世紀」という連載に、ミシェル・シュヴァルベ氏のインタビュー(前編)を寄稿させていただきました。シュヴァルベ氏については、以前カラヤンを支えた名コンサートマスターでもご紹介しました…

フィルハーモニーで火災発生

フィルハーモニーで火災発生

20日14時25分頃、打楽器奏者の友達から電話がかかってきた。 「マサトさん知ってる?フィルハーモニーから火の手が上がって、今大変なことになっているよ。あの煙の様子を見ると、フィルハーモニーはもうしばらく使えないんじゃな…

イエス・キリスト教会でのレコーディング風景

イエス・キリスト教会でのレコーディング風景

先週は3日間、ダーレムにあるイエス・キリスト教会でのレコーディングを見学することができました。2月にインタビューをさせていただいた佐渡裕さん指揮するベルリン・ドイツ交響楽団(DSO)の初録音(チャイコフスキーの交響曲第5…

映画『オーケストラの向こう側』のご案内

映画『オーケストラの向こう側』のご案内

先日、東京でとてもいい音楽映画を観る機会がありました。そろそろ一般公開が始まるそうなので、ここでご紹介したいと思います。ダニエル・アンカー監督の『オーケストラの向こう側~フィラデルフィア管弦楽団の秘密』という作品(公式サ…

ハイティンク&ベルリン・フィルのバレエ《プルチネルラ》

ハイティンク&ベルリン・フィルのバレエ《プルチネルラ》

4月に渋谷のタワレコで見つけ、最近繰り返し楽しんでいるCD。これはいい。ストラヴィンスキーの《春の祭典》《火の鳥》《ペトルーシュカ》の3大バレエの他に、《プルチネルラ》の全曲版まで入って2枚組み1500円。さらに演奏はハ…

フィルハーモニーのカラヤン展

フィルハーモニーのカラヤン展

先週からフィルハーモニーのホワイエで、今年生誕100周年のカラヤンとベルリン・フィルの歩みをテーマにした展示会が開かれています。「音楽に縦線は必要ない。流れなければならないのだ」という言葉は、カラヤンの音楽美学を集約した…

佐渡裕さんインタビュー -  「音楽の友」5月号 -

佐渡裕さんインタビュー - 「音楽の友」5月号 –

最近発売された「音楽の友」誌の5月号に(冒頭のカラーページ)、指揮者の佐渡裕さんのインタビュー記事を書かせていただきました。このインタビューは、2月下旬に佐渡さんがベルリンのコンツェルトハウス管弦楽団に客演した際に行われ…

2月、3月のベルリンの公演から

ベルリンに戻って、またコンサートなどに通いたいところですが、どうやら本格的に風邪をひいてしまったので(もうベルリンてば寒過ぎ!)、家で安静にしているこの機会に、2月3月に聴いたり観たりした公演を簡潔に振り返ってみようと思…

イル・ジャルディーノ・アルモニコのヴェネチア・バロック!

イル・ジャルディーノ・アルモニコのヴェネチア・バロック!

大分前から楽しみにしていたイタリアの古楽グループ、イル・ジャルディーノ・アルモニコのコンサート(24日、フィルハーモニー室内楽ホール)。ところが、この日の大事なインタビューの仕事が長引いて、前半最後の曲からしか聴けません…