2007年10月 ベルリン大パノラマ!(2)

2007年10月 ベルリン大パノラマ!(2)

さて、気球遊覧のつづきです。今日は東側の風景を中心に。 こちらはかつての東ベルリンの中心。左から右に向かって、大聖堂、解体中の共和国宮殿、マリーエン教会、高層ホテルPark Inn、赤の市庁舎、ベルリン最古のニコライ教会…

2007年10月 ベルリン大パノラマ!(1)

2007年10月 ベルリン大パノラマ!(1)

先週末、日本からのお客さんと一緒に気球Hi-Flyerに乗って、ベルリンを空から見渡す機会がありました。この気球に乗るのは5年ぶりで、その間乗り場がポツダム広場北側からチェックポイント・チャーリー近くへと移り、料金も割高…

ベルリン州議会へようこそ(2) - 名誉市民たち -

ベルリン州議会へようこそ(2) – 名誉市民たち –

Abgeordnetenhaus Berlin(6月23日) ベルリンには、この街に対して特別の功績をあげた人々を「名誉市民(Ehrenbürger)」として称える制度があります。1808年以来、この名誉を受けた人々は総…

ベルリン州議会へようこそ(1)

ベルリン州議会へようこそ(1)

先週の土曜日、連邦参議院(Bundesrat)とベルリンの州議会(Abgeordnetenhaus Berlin)は、「扉の開かれた日」という名の一般公開日でした。このブログでは昨年、ベレビュー宮殿と首相官邸の内部をご紹…

緑豊かなベルリンの公園

緑豊かなベルリンの公園

Mauerparkにて(4月13日) 新緑がまぶしい季節になりました。ベルリンにもう何年も住んでいながら毎年この時期思うのが、街を彩る緑の豊かさです。リンデン、カエデ、プラタナス、アカシアなどの街路樹は多彩で、目を飽きさ…

ベルリーナー・ベアとの対面を果たす!

ベルリーナー・ベアとの対面を果たす!

Oberbaumbrückeにて メーデーのベルリンも快晴でした。そんな昨日、私は前から抱いていたあるプランを実現しました。構造工学が専門の友人がガイド役となって、ベルリンにある個性豊かな「橋」を見て巡るというもの。「ま…

トラムのある風景 - オラニエンブルガー・シュトラーセ -

トラムのある風景 – オラニエンブルガー・シュトラーセ –

Oranienburger Straßeにて(1月23日) 「天使が降りた場所」の最終回をまとめるのにもう少し時間がかかるので、今日はこんなコーナーを用意してみました。題して「トラムのある風景」。先日お話したように(こち…

トラム天国、ベルリン(2)

トラム天国、ベルリン(2)

(BVG-Betriebshof Lichtenberg. 2006年5月14日) (前回のつづき) ベルリンのトラムが電気化してから125周年を迎えたことを記念して、昨年5月に行われたイベントの様子をもう少しご紹介しま…

トラム天国、ベルリン(1)

トラム天国、ベルリン(1)

アレクサンダー広場付近にて(2006年5月9日) 近年、トラムと呼ばれる路面電車を再評価する動きが世界的に高まっているようだ。ヨーロッパの中都市以上の多くの街では今でもトラムが活躍しているし、先月はパリのトラムが70年ぶ…

バルコニーのある風景(2)

バルコニーのある風景(2)

Kloedenstraßeにて(5月4日) 前回ご紹介したように、クロイツベルクのシャミッソー広場周辺には19世紀末に建てられた美しいアパートが多く残っているのですが、それらを維持するためには、実は大変な根気と技が必要で…

バルコニーのある風景(1)

バルコニーのある風景(1)

Kopischstraßeにて(5月2日) ここ最近、なかなかゆっくり更新する時間が取れないのですが、今日は短くこんな話題を。 私の家の近所を散歩していて楽しいのは、アパートのバルコニーを観察することです。以前触れたよう…

音楽が鳴り響く界隈(3) - ハンス・アイスラー登場 -

音楽が鳴り響く界隈(3) - ハンス・アイスラー登場 –

ロッシーニ通りとビゼー通りにて(4月22日) 今年1月、音楽家の名前に因んだ通りを巡ったのを覚えていらっしゃるだろうか(詳しくはこちら)。先週末、旧東ベルリンを散策した折に、久々にその第2弾を地味に開催した。今回は比較的…

2002年8月 ベルリン大パノラマ!

2002年8月 ベルリン大パノラマ!

ポツダム広場にて(2002年8月9日)。 ここしばらく昔の写真を整理していたら、先日ご覧いただいた中央駅の写真以外にも、今となっては貴重なベルリンの写真がさらに出てきた。今回はその中から、2002年8月9日に撮った写真を…

音楽が鳴り響く界隈(2)

音楽が鳴り響く界隈(2)

作曲家クロード・ドビュッシー(1862-1918)にちなんだ「ドビュッシー通り」(1月14日) (前回のつづき) 後期ロマン派の音楽家がひしめき合う地区を周り終えたわれわれ3人は、次なる地へと向かった。ベルリン市内の北、…

音楽が鳴り響く界隈(1)

音楽が鳴り響く界隈(1)

指揮者フルトヴェングラー(1886-1954)にちなんだ「フルトヴェングラー通り」(1月14日) 2週間ほど前だったか、ベルリンの音楽大学で指揮の勉強をしている友人のT君から、たまたま面白い話を聞いた。ベルリンには音楽に…