発掘の散歩術(10) -世界ベスト10に選ばれた絶景トラム-
アルト・シュメックヴィッツ駅に停車中の68番トラム 「雑誌『ナショナルジオグラフィック』が選ぶ『世界のトラムベスト10』に、ベルリンの路線がランキング入りしたんです」。最近、ある方からこんな情報を教えてもらった。早速、同…
発掘の散歩術(8) -オットー・ヴァイトと人知れぬ英雄たち(後)-
Museum Blindenwerkstatt Otto Weidt (大分時間が空いてしまいましたが、オットー・ヴァイト盲人作業所博物館の話の後編をお届けします。前編はこちらよりどうぞ) 当時の工房の様子が再現された部…
発掘の散歩術(8) -オットー・ヴァイトと人知れぬ英雄たち(後)-
Museum Blindenwerkstatt Otto Weidt (大分時間が空いてしまいましたが、オットー・ヴァイト盲人作業所博物館の話の後編をお届けします。前編はこちらよりどうぞ) 当時の工房の様子が再現された部…
発掘の散歩術(8) -オットー・ヴァイトと人知れぬ英雄たち(前)-
ハッケシェヘーフェの隣にあるHaus Schwarzenbergの入り口 Sバーンのハッケシャー・マルクト駅から徒歩2分ほど、ローゼンターラー通り39番地にその場所はある。ハッケシェヘーフェとローゼンヘーフェという観光客…
ギャラリー・ラファイエットで魚料理を食する
ドイツに住んでいて時々どうしても恋しくなるのが魚です。 フリードリヒ通りに面したフランス系のデパート、ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette)。ここの地下に魚料理を食べさせるお店があると友達から…
発掘の散歩術(7) – シェーンハウゼン宮殿 凝縮された歴史 –
庭園側から望むシェーンハウゼン宮殿 今から来年のことを話していたら鬼に笑われてしまうかもしれないが、2012年はフリードリヒ大王(1712~86)の生誕300周年。そのメモリアルイヤーに向けて、縁のあるベルリンとブランデ…
パンコウの貨物駅跡で観る演劇
Ehemaliger Güterbahnhof Pankow (2010.07.10) もう半年近く前になりますが、昨年7月、ちょっと面白い場所で演劇を観る機会がありました。地下鉄U2の終点、パンコウの駅で降り、東に延び…
フリードリヒ通り駅ガード下のインビスBier’s
ここ数日、久々に気温が8〜9度まで上がっていますが、12月30日ぐらいまでは本当に寒かった。そんな寒い日の午後、フリードリヒ通り駅近くを歩いていたら、久々にあるものが食べたくなり、引き寄せられるようにガード下のお店に入っ…
発掘の散歩術(4) – 出発進行!子ども鉄道 –
ベルリンの中心部から東のエルクナー(Erkner)行きのSバーンに揺られること約30分、ヴュールハイデ駅で降りると、跨線橋を隔てた向こうにもう1つ小さなホームが見えた。 「ヴュールハイデ公園鉄道」と書かれたホームに立って…
街角スナップ – Eberswalder Straße –
U Eberswalder Straße (2010.8.15) 外出する時にはいつもRICOHのGRをバッグに偲ばせておいて、街角で何かを感じた時、さっと取り出してカメラに収めるということをやっています。最近はモノクロ…
コンクリートになったオストクロイツ駅
Berlin Ostkreuz(2月25日) 先週、ケペニックに行った帰り、久々にオストクロイツ駅に通ったら、風景が激変していました。考えてみたら、最後にこの駅の様子をお伝えしてから1年になるんですね。というわけで、ベル…
ミッテのゾフィーエン墓地を歩く
12月初頭、「壁とベルリン」の最終回で触れた、ゾフィーエン墓地の中に初めて入った時のことを書いてみたいと思います。ベルナウアー通りの壁記録センターに行ったことのある人は多いと思いますが、真向かいのゾフィーエン墓地にまで足…
「壁とベルリン」第5回 – WISTAに見る東独の再生例 –
東独時代、科学アカデミー物理研究所のシンボルだった通称「アカデミーの乳房」。メルケル首相も、かつてこの場所に勤務していた ベルリンの中心部からSバーンで約30分、旧東地域のアドラースホーフ(Adlershof)は初めて降…
宮殿と王宮のはざまの時
Karl-Liebknecht-Str.にて(4月23日) 旧共和国宮殿の解体が昨年末で終わり、しばらく更地の状態が続いていたのですが、先日久々にその横を通ったら、まったく風景が変わっていてびっくりしました。 鉄骨の廃墟…
シュトラーラウ半島の先端より
ベルリンにもついに春が到来した。今年の冬は長く厳しいものだったので、例年より感慨も一段深い気がする。昨日はあまりに気持ちのよい天気だったので、午後大勢の人であふれるフリードリヒスハイン公園を一巡りした後、シュプレーに浮か…
家具屋という名のカフェ、石鹸屋という名の服屋
Oderberger Str.にて(2008年6月9日) プレンツラウアーベルク地区を歩いていて、このような古色蒼然たる風情のアパートに出会うと、思わず足を止めて眺め入ってしまう。壁崩壊から20年経って、この地区でボロボ…
メルキッシュ岸沿いに歩く(2)
前回ご紹介したRoßstraßebrückeからInselbrückeまでの2つの橋の間は、歴史的な建築物が立ち並ぶ。初めてここに来た時、「こういう場所がベルリンにあるのか」と結構感動したものだ。2年前に訪れたコペンハー…
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