ノイケルンでの第2アドヴェント – リクスドルフという場所 –
先週日曜日の第2アドヴェントは、先日告知したようにノイケルン地区のリヒャルト広場(Richardplatz)のクリスマスマーケットに行って来ました。 このリヒャルト広場周辺はノイケルン(Neukölln)の中でも古くから…
石炭屋さん
早いもので今日からついに12月。寒さが身に沁みる季節にたまにふと感じるのは、部屋の中を常温に保ってくれるセントラルヒーティングのありがたさです。しかし、そんなに遠い昔ではない時代、暖房といえば石炭が主流でした。今でも旧東…
東駅周辺のいま(3)
(前回のつづき) 廃墟のホームから東側に向かって歩いてみることにした。目新しい通りには大型の量販店が並び、その向こうにはかつての大型暖房施設(現在は有名なクラブBerghain)が見え、一方でこのような鉄道駅の廃墟もあっ…
東駅周辺のいま(2)
Am Ostbahnhof(10月3日) 前回の予告編から1ヶ月経ってしまいましたが、変貌著しい東駅(Ostbahnhof)周辺のいまをお伝えしたいと思います(ポーランド旅行の話はもうしばらくお待ちを!)。 少し前になり…
18年前の歓喜 – ボルンホルマー通りにて –
ボルンホルマー通り脇の道 (07.4.13) プレンツラウアーベルクとヴェディングのちょうど境目に住む友達に会いに行くとき、私はいつもSバーンのボルンホルマー通り(Bornholmer Straße)の駅で降りる。駅のす…
橋の下の貨物駅から – ベルリンのユダヤ人 –
SバーンBeusselstraße駅からWesthafen駅方面を望む(11月5日) 空はどんより、日の長さも急激に短くなる11月は、ドイツに住む人々にとって(北国全般に言えることかもしれませんが)1年でとりわけ気が滅入…
よみがえった「壁」
Burandenburger Tor (07.11.5) 前回少し触れましたが、現在ブランデンブルク門の西側に韓国人アーティストのイ・ウンスク氏によるインスタレーションが置かれています。11月9日までの展示だというので、…
グルーネヴァルト駅17番線
ベルリンの過去をたどっていくとどうしても避けることができないのが、ユダヤ人に関する歴史、特にナチス時代のホロコーストに関わる歴史である。私もこれまで書物を通して、街角を歩いて、あるいは人からの話を通じて、この問題に直面す…
東駅周辺のいま(1)
ベルリンでいまもっとも急激な変化を遂げようとしている場所は、先日オープンした「アレクサ」に代表されるアレクサンダー広場周辺とそこからほど近い東駅(Ostbahnhof)周辺だろうと思う。 アレクサンダー広場から東に1駅、…
クロイツベルクのユニークなバーガー屋さん
この前、クロイツベルクにできたマクドナルド1号店のことをリポートしましたが、今回はそれに関連してこの界隈のちょっと気になるハンバーガー屋さんをご紹介したいと思います。 クロイツベルクの東端にある、U1のシュレジア門(Sc…
2007年10月 ベルリン大パノラマ!(2)
さて、気球遊覧のつづきです。今日は東側の風景を中心に。 こちらはかつての東ベルリンの中心。左から右に向かって、大聖堂、解体中の共和国宮殿、マリーエン教会、高層ホテルPark Inn、赤の市庁舎、ベルリン最古のニコライ教会…
2007年10月 ベルリン大パノラマ!(1)
先週末、日本からのお客さんと一緒に気球Hi-Flyerに乗って、ベルリンを空から見渡す機会がありました。この気球に乗るのは5年ぶりで、その間乗り場がポツダム広場北側からチェックポイント・チャーリー近くへと移り、料金も割高…
写真でたどるクロイツベルクの30年
Maybachuferのトルコマーケット(2007年3月) 「ベルリンで一番好きな地域は?」と聞かれたら、今なら私は真っ先に「クロイツベルク!」と答えるかもしれません。正直、ベルリンに来た当初は、クロイツベルクというと「…
もう1つの1907年生まれを発見!
有名デパートのKaDeWe(3月にこちらで取り上げました)や超高級ホテルのアドロンなど、今年ベルリンのいくつかの有名な建物が100周年を迎えた。前回の廃墟めぐりと同じ7月某日、地下鉄のSchlesisches Torの駅…
東ベルリン廃墟めぐり
Molecule Men(7月23日) ミュンスターの彫刻プロジェクトで「アートと公共性」の話が出てきたが、ベルリンもまたパブリックアートが非常に盛んな街だ。例えばクロイツベルク、トレプトウ、フリードリヒスハインの3つの…
1986年3月東ベルリンにて - ある日本人の回想 –
Alexanderplatz(8月24日) 先週、このブログを通じて知り合った大学の大先輩に当たる方にベルリンでお会いする機会がありました。その方とは全くの初対面でしたが、かつて早稲田大学の交響楽団で演奏していたという共…
コノプケのカリーヴルスト
先日、ある取材で地下鉄U2のEberswalder Straßeのガード下にあるコノプケ(Konnopke)に足を運んで来ました。有名なカリーヴルストのインビスなのでご存知の方も多いのでは? 私はなぜかいままで機会がなく…
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