よみがえった「壁」

Burandenburger Tor (07.11.5)
前回少し触れましたが、現在ブランデンブルク門の西側に韓国人アーティストのイ・ウンスク氏によるインスタレーションが置かれています。11月9日までの展示だというので、昨夜見てきました。
場所柄といい、形状といい、ピンときた方も多いと思いますが、これはかつて同じ場所に立っていたベルリンの壁をモチーフにした作品(タイトルは”Vanished Berlin Wall”)です。父親が北出身というイ・ウンスク氏によると、いまだ分断されている朝鮮半島に対する批判が込められているのだとか。
両者の類似性はさておき、これは個人的な実感ですが、自分が生きている間に朝鮮半島の統一を見てみたいという気はします。



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2 Responses

  1. 能楽兎者
    能楽兎者 at · Reply

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    ライトに輝いて、なかなか美しいですね。
    素材は何でしょうか。
    制作者の気持ちが伝わります。

  2. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    >能楽兎者さん
    表面の素材はプラスチックで、触ると少しぶよぶよしました。私もこの色合いにはうっとりし、あの壁をモチーフにした作品だということを一瞬忘れそうになりました。

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