
先週日曜日の第2アドヴェントは、先日告知したようにノイケルン地区のリヒャルト広場(Richardplatz)のクリスマスマーケットに行って来ました。 このリヒャルト広場周辺はノイケルン(Neukölln)の中でも古くから…

ベルリンはドイツの中でも、犬に対してとりわけ寛容な街として知られています。現在役所に登録されている犬の数は10万4000匹で、届け出のない犬、つまり不法に飼われている推定6万匹と合わせると、市民の約20人に一人が犬を飼っ…

今年の6月にベルリン・ドイツオペラ管のコンサートで初めて目にし、鮮烈な印象を受けた若手指揮者アンドリス・ネルソンスが、今度はベルリン放送響を振るというので聴いてきました(2日。コンツェルトハウス)。 結果的に言うと、2度…

カジミェシュを散策した後、世界遺産にもなっているクラクフの旧市街を歩きました。しかしすでに薄暗くなっていて、駆け足だったのがとても残念。これは14世紀に建てられた中央広場前の織物会館です。 広場を挟んで反対側の聖マリア教…

カジミェシュのユダヤ人墓地にて(11月18日) 帰ってから大分時間が経ってしまいましたが、先月のポーランド小旅行の話をしていきたいと思います。 クラクフの旧市街から南に1キロほど行くと、カジミェシュ(Kazimierz)…

つい先日、Berliner Zeitung紙の文芸欄をざっと眺めていたら、小さな記事が目に止まりました。「DSO(ベルリン・ドイツ響)のコンサートで、プロコフィエフのピアノ協奏曲を弾く予定だったキーシンがキャンセルのため…

2006年2月に出た新書。一時期話題になったようなので、読まれた方もいらっしゃると思う。自分としては、夏に読んだ「フューチャリスト宣言」(ちくま新書)という本との関わりで読んでみたいと思っていたのだが、やはり一読の価値は…

Unter den Linden (07.12.1) 第1アドヴェントを迎えた先週末、ベルリンは比較的気温も穏やかで、本格的に始まったクリスマスマーケットは大変賑わっていました。ウンター・デン・リンデンに沿ってちょっと歩…

金曜日の夜に行われた、光嶋裕介くんのCONNECTED BORDERS展のオープニングは、彼自身の予想を上回るほどの大盛況でした。 裕介くんの友達や職場の同僚を始め、深夜まで200人以上の人々が集まったそうです。中には私…

早いもので今日からついに12月。寒さが身に沁みる季節にたまにふと感じるのは、部屋の中を常温に保ってくれるセントラルヒーティングのありがたさです。しかし、そんなに遠い昔ではない時代、暖房といえば石炭が主流でした。今でも旧東…

(前回のつづき) 廃墟のホームから東側に向かって歩いてみることにした。目新しい通りには大型の量販店が並び、その向こうにはかつての大型暖房施設(現在は有名なクラブBerghain)が見え、一方でこのような鉄道駅の廃墟もあっ…

昨日の午後、このブログで何度も登場していただいているメヒティルトさんにお会いしました。近々別の媒体にベルリンのクリスマスについての記事を書くため、生粋のベルリーナーの彼女からベルリンの昔のクリスマスにまつわる話を伺いに訪…

Am Ostbahnhof(10月3日) 前回の予告編から1ヶ月経ってしまいましたが、変貌著しい東駅(Ostbahnhof)周辺のいまをお伝えしたいと思います(ポーランド旅行の話はもうしばらくお待ちを!)。 少し前になり…

数年前にベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲のCDを聴いて以来、一度ライブで体験したいと思っていたハンガリーのタカーチ弦楽四重奏団を聴く機会がついにやって来ました。プログラムが決まった半年前から楽しみにしていたコンサートです…

州立歌劇場(シュターツ・オーパー)の本館の南側、フランス通りに面した衣装工房(Kostümwerkstätten)の中に入ると、人だかりができていました。中にいたこの怪獣らしきもの、何だと思いますか? 実はこれ、州立歌劇…

前回、ベルリン州立歌劇場(シュターツ・オーパー)の現状についてのレポートをアップしたので、9月1日に行われた一般公開日の模様をようやくここでお伝えしたいと思います。 Nacht der offenen Tür(扉の開かれ…
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