Potsdamer Platz (2009.04) 「もう」なのか、「ようやく」なのか。2009年、ベルリンの壁崩壊から20年を迎えての感慨は、人によって、あるいは視点の置き方によって様々だろう。 壁の時代は遠くになりに…
Titania-Palast (2008-03-08) シェーネベルク地区の南にあるシュテーグリッツ地区は、このブログで取り上げた頻度がもっとも低い部類に入るかもしれません。考えてみたら、大分前にバウムクーヘンのおいしい…
先日、ミッテを散歩していたら、ちょっとうれしいお店を発見。 Zweitausendeinsというのですが、ご存知でしょうか? 簡単に言うと、本とCD、DVDのアウトレットのお店で、ドイツ全土に14店舗あるそうです。ベルリ…
ポツダム広場に近いニーダーキルヒナー通り(Niederkirchner Str)の壁は、「イーストサイドギャラリー」を除けば、ベルリン市内に残る「壁」の中ではおそらく最長だろう。昼間は観光バスの流れが絶えない場所だ。 こ…
ベルリンにもついに春が到来した。今年の冬は長く厳しいものだったので、例年より感慨も一段深い気がする。昨日はあまりに気持ちのよい天気だったので、午後大勢の人であふれるフリードリヒスハイン公園を一巡りした後、シュプレーに浮か…
ポツダム広場のアルカーデン内の巨大イースターエッグは毎年デコレーションが変わるのですが、今年は壁崩壊20周年にふさわしく「ベルリン共和国」(Berlienr Republik)というテーマで卵がペインティングされていまし…
満開の桜の写真をよく見かけるこの頃、ちょうど1年前の日本滞在が少し懐かしくなって、今日はこんな写真を取り出してみました。東京増上寺の桜は去年ご紹介しましたが、この後上った東京タワーのことはまだ書いていませんでしたね。 関…
先週の木曜日、ヤノフスキ指揮ベルリン放送響によるベートーヴェンプログラムのコンサートを聴きました。 前半のラドゥ・ルプーによるピアノ協奏曲第4番。初めて生で聴いたルプー!私の中では昨シーズンのアルゲリッチに続く、強烈なピ…
©甲南大学貴志康一記念室所蔵 1930年代前半、ベルリンで信じられないようなキャリアを築いた若き日本人音楽家がいました。その名は貴志康一。大阪の商家に生まれ、ジュネーブとベルリンでヴァイオリンの研鑽を積みながら、ヒンデミ…
前回の「家具屋という名のカフェ、石鹸屋という名の服屋」に続いて、今日はこんなものをご紹介してみたい。つい最近、私の近所の通りで見つけたものだ。もう何年もクロイツベルクのこの界隈に住んでいながら、この壁の文字にいままでまっ…
Oderberger Str.にて(2008年6月9日) プレンツラウアーベルク地区を歩いていて、このような古色蒼然たる風情のアパートに出会うと、思わず足を止めて眺め入ってしまう。壁崩壊から20年経って、この地区でボロボ…
しばらくご無沙汰していました。 先週は自分にとって仕事上の大きなプロジェクトが始動したこともあって、ブログを更新する暇がほとんど取れませんでした。忙しい1週間でしたが、大変充実していました。いつかブログでもその成果につい…
Gr.Hamburger Straßeにて(2月27日) 日本からのお客さんと一緒に歩いていると、「今自分がいるのは(壁のあった時代の)東側なのか西側なのか?」と聞かれることが少なくありません。大抵はすぐに答えられるので…
現在発売中の「音楽の友」4月号に、2月のベルリン・フィル定期演奏会の模様と、最近同オケを退団された安永徹さんのドイツ連邦功労賞受章式のレポート記事を書かせていただきました。一読いただけるとうれしく思います。 昨年、安永さ…
Kolonnenbrückeにて(2008年8月3日) ベルリンでは何気ない場所にすごいものが存在するのだが、その例として、今日はこんなものをご紹介したいと思う。 それは、前回マレーネ・ディートリッヒの生家で紹介した「赤…


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