BZ Lexikon(26) 「カール賞」

12月12日の紙面より。
Lexikon: Karlspreis(カール賞)
Der internationale Aachner Karlspreis, den 2006 Luxemburgs Ministerpräsident Jean-Claude Juncker erhält, gilt als eine der bedeutendsten europäischen Auszeichnungen. Seit 1950 wird er jährlich an Persönlichkeiten und Institutionen vergeben, die sich um die Einigung Europas verdient gemacht haben. Namensgeber ist Kaiser Karl der Große (742 bis 814), der als erster Einiger Europas gilt. Der Karlspreis wird stets an Christi Himmelfahrt verliehen, ist mit 5 000 Euro dotiert und besteht aus einer Urkunde samt Medaille. Die Idee zu dem Bürgerpreis hatte 1949 der Aachener Kaufmann Kurt Pfeiffer.
(メモ)
Kaiser Karl der Große 世界史でおなじみの「カール大帝」は、ドイツ語でこう書きます。
Christi Himmelfahrt 昇天祭。復活祭の40日後に行われる、キリストが天に昇ったことを祝う日。復活祭同様、その年によって異なるが、必ず木曜日と決まっている(2006年は5月25日)。ドイツでは国の祝日とされる。
samt ・・ともども、・・と一緒に。3格に付く前置詞。めったに見ることはありませんが。
訳)2006年はルクセンブルク首相ジャン・クロード・ユンカーが受賞する、国際的なアーヘンのカール賞は、ヨーロッパで最も重要な表彰のひとつと見なされている。1950年以来毎年、この賞はヨーロッパの統一に貢献した人物や機関に対して授与される。名前の元になっているのは、ヨーロッパを最初に統一したといわれるカール大帝(742年-814年)である。毎年昇天祭の日に受賞式が行われるカール賞は、5000ユーロの賞金が贈られ、メダルと一緒に(授与される)賞状から成っている。この市民賞のアイデアは、1949年にアーヘンの商人クルト・プファイファーが抱いていた。
(参考)
ちなみに、カール賞のここ数年の受賞者は以下の通り。
1999 トニー・ブレア(イギリス首相)
2000 ビル・クリントン(米国大統領)
2001 ギョルギ・コンラート(ハンガリーの作家)
2002 通貨ユーロ(!)
2003 ヴァレリー・ジスカール=デスタン(フランス大統領、欧州評議会議長)
2004 パット・コックス(欧州議会議長)
2005 カルロ・アツェッリョ・チャンピ(イタリア大統領)



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