ミュンスター彫刻プロジェクト(2)

しばらく間が空いてしまいましたが、ミュンスター彫刻プロジェクトの話の続きです。これはアートと公共性というテーマの先駆けともいえるアートイベントで、10年に1回という長いスパンで開催されています。77年に始まって、今回がまだ4回目(9月30日まで)。
アートと公共性がテーマだけに、作品は街中の至る場所に展示されています。前回お話したようにミュンスターは自転車の街なので、このように地図を片手にレンタサイクルで回っている人が目に付きました。一緒に見て回ったMさんによると、「日本で現代アート展をやると観に来る客層は大体限られてしまうけれど、ここは老若男女本当にさまざまですね」と驚かれていました。
ただ、困ったことに、地図を見ても街中では肝心の作品が見つけられないことが結構あるんです。「これってアートなの?それともただの民家のバルコニー?」という具合に。正直ピンとこない作品が多かったですが、いくつかここにご紹介します。作品のコンセプトなど、どなたか補足していただけるとありがたいのですが。
Marko Lehankaによる花をモチーフにした作品。教会の目の前にあって、これは一際目立っていました。スピーカーから声が出ていたけれど、何を言っていたのかはよくわからず。
このさくらんぼの彫刻はちょっとかわいい。Thomas Schütteによる1987年の作品は、いまやミュンスターのシンボル的存在になっているのだそうです。
そのThomas Schütteが20年後の今年、同じ広場で製作したガラス張りの噴水。
中央駅近くの空き地でこんなものを見かけました。Mike Kelleyによる、これも作品だそうです。
Aaseeという湖の畔にあるこのポンプのような作品。実際水を吐き出しているんですが、説明を読んでも何を意図しているのかよくわかりませんでした。
この湖の周りもいくつか作品が並んでいて、ぜひ歩いて回りたかったんですが、この日は天気があまりに不安定だったので断念。実際その後すぐに雷雨が襲ってきました。
Isa Genzkenの作品。これは一体?
王宮近くで見かけたMarko Lehankaのアーカイブ作品。王宮の裏の広大な庭園にも作品が点在しているはずだったんですが、結局そのいくつかは見つけられず・・・
時計も夜の9時を回りつつある中、最後に見たのがNairy Baghramian作のこれ。うーん・・・日程も短くやや消化不良の感は否めないミュンスター滞在でしたが、アート作品を探しながら歴史ある街を歩くというのは今までにない体験で、楽しい一日ではありました。

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2 Responses

  1. Ken
    Ken at · Reply

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    街中に展示されてるって面白いなあ。現代アートって、心にグッとくるものはドンピシャ鋭くヤられますが、ちょっとでもはずれると、その作品の世界に入っていくのは難しいなあと僕は思ってます。

  2. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    >Kenさん
    確かに僕もそうですね。「結局この作品で何を言いたいの?」と思うことはしょっちゅうですが、一目でいいなと思う作品も中にはありますよね。あのときあまりピンとこなかった作品群も、こうして写真で並べてみるとなかなか面白い!

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