NHK「テレビでドイツ語」9月号 – ロストック –

8月はろくに更新できないまま終わりに近づいてしまいました。久々の更新が宣伝ですみませんが、最初にNHK「テレビでドイツ語」9月号のテキストが発売中というお知らせを。ハンブルクを舞台にした半年間のシリーズも、今月で最後です。私の連載「ハンザ都市を巡る」(こちらは来年3月まで続きます)ではロストックを取り上げています。ロストックを訪れるのは12年ぶりでした。大学時代、初めて訪れた旧東独の町がここで、当時はうら寂しい印象の方が強かったのですが、見違えるように魅力的な町に変わっていました。
特に印象に残っているのは、訪れた日の夜のこと。港の近くに、古くからの船乗りの酒場があるというので、行ってみたのです。店の前にたどり着き、ドアの向こうから賑やかな声が聞こえる。でも、こういう場所は1人ではどうしても入りにくいものです。それでも意を決して中に入ろうと思ったところ、いきなり後ろから見知らぬ男に肩を叩かれ、Komm!(来なよ!)と否応無しに引きずり込まれていったのでした。そこでボコボコにされて・・・というのではなく(笑)、地元の学生の3人組が私を飲みに誘ってくれたのでした。全くの初対面なのに、話していて本当に気持ちのいい連中で、ロストックでの生活や街の話もいろいろ教えてくれました。ある程度時間が経ったところで、明日早いからと私のビール代まで払ってさっと帰って行ったという・・・。港町特有の大らかさゆえなのでしょうか、彼らのすがすがしさには感心することしきりでした。とにかく、こんな出来事があったので、ロストックの印象は余計強いのです。
来週はこのシリーズの最後の取材旅行に行ってきます。興味の尽きない連載だったので、ひとまず終わりかと思うと少し寂しいです。それまでブログもいくつか更新しておきたいので、またご覧いただけると幸いです。
ロストック郊外、バルト海に面したヴァルネミュンデにて

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