NHK「テレビでドイツ語」10月号

NHK「テレビでドイツ語」10月号のテキストが発売になりました。ベルリンの新シリーズは9月号で終了となりますが(10月からは昨年度前半の再放送ですが、こちらもベルリンが舞台)、私の連載「映画で歩くベルリン」はもうあと半年続きますので、今後もお付き合いいただけると幸いです。10月号では壁を舞台にした映画『トンネル』を取り上げています。
(ちなみに、ブログで書きそびっていたこの3ヶ月間のラインナップは、
7月号 『オリンピア』
8月号 『ヒトラー〜最後の12日間〜』
9月号 『ワン・ツー・スリー』
です)
表紙の写真は、真っ青な空を背景にしたアレクサンダー広場の世界時計。最近の写真だろうと思ってよく見たら、背後のデパート「カウフホフ」が改装前(つまり東ドイツ時代)の姿ではないですか。少なくとも6年以上前に撮られた写真のようです。
●10~3月(NHK出版のHPより)
今、ドイツで最も刺激的な街と言われる首都ベルリン。「ベルリンの壁」の跡、旧東ドイツの建物、カフェ、トルコ式浴場……。激動の歴史から生まれた多彩な文化をバーチャル体験しながら、旅行などで使える基本表現を身につけましょう!テキストでは中級者用のコーナーも設けています。
講師 矢羽々 崇
(2009年4月~9月の再放送)

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8 Responses

  1. 第三市民
    第三市民 at · Reply

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    NHK「テレビでドイツ語」10月号に映画『トンネル』が取り上げられていいるのですか。昨日たまたま日本公開時の劇場売りのパンフレットを眺めて、いくつかの脱出の実話と、フィクションをつなぎ合わせて、サスペンスのみならず、苦悩や悲しみを盛り上げる映画手法としては、成功した臨場感を持った秀作でした。

  2. 隣の猫
    隣の猫 at · Reply

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    はじめまして。今年4月・5月に初めてベルリンへ行き、興味をもちまして『素顔のベルリン』を購入させて頂きました。構成の粋なデザイン性、背景を読み解く精緻な文章は、現実の街と「歴史の中の街」へ同時に旅させる魅力を持っていると思いました。

    映画『トンネル』は、5年前にレンタルで観ました。ドイツ語を勉強し始めて間もない頃でしたが、映像と自身の想像で追体験したショックは、今でも憶えています。壁崩壊から1年後、当時はまだ西ドイツの製薬会社に勤務していた父が私に持ってきたお土産は、売りに出されていた「砕けた壁」でした。まさに歴史の破片、ですね。今回のNHK記事を辿りながら、その破片を受け取った、11歳の頃を思い出しました。

    私は10月下旬よりベルリンへ渡航・しばし滞在をします。「ドイツらしくない」うえ、ヨーロッパの中でも独特の時間観念と価値観を持つ風土という印象がありますが。生活されると、実際どのように感じられるのでしょうね?到着したら、春の訪問時のように、ふたたび大聖堂の細い階段を上がり、空間を展望しながら想いに耽りたいです。

    真人さん、もしかしたら、この街のどこかで擦れ違うかも知れませんね!

  3. nem_ran
    nem_ran at · Reply

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    私も表紙を見て、KaufhofがDDR時代の外装なので、自分が工事中なのを見た2005年9月よりは前の写真だな、と真っ先に思ってしまいました。まっさきに目がいくのはそこかよ、と自分につっこんでみます。映画「トンネル」のほうも読ませていただきましたが、ベルナウアー通りのあたりは本文にも書かれていたとおり、空き地が印象的な一角ですね。

  4. Aya
    Aya at · Reply

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    さっそく読ませていただきました。ベルリンに住んでいながら、知らないことがたくさんあるんだなあという驚きと、少し賢くなった気分で楽しませていただきましたよ。

    実は『トンネル』は、DVDを持っているものの、怖くてまだ封を開けていなかったのです。長い間・・・。これを機会に秋の夜長、この映画を堪能しようとたくらんでいます。そして、おすすめのGedenkstaette Berliner Mauerにも訪れてみたいですね。「壁」といえば、イーストサイドギャラリーばかりが有名で、私も長年観光業に携わりながら、こちらしか行ったことがなかったんですが。時には歴史の重みや今の平和を実感できるこんな場所に足を伸ばしたいなと思います。次回の連載も楽しみにしていますね。

  5. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    第三市民さん
    コメントありがとうございます。『トンネル』は「脱走もの」という古典的なジャンルに属するのかもしれませんが、キッチュに陥っていないところは私もさすがだと思いました。

    隣の猫さん
    はじめまして、拙著のご感想も含めてうれしく拝読しました。壁の崩壊は、私とそう離れていない年代に経験されたのですね。私は、先週末でベルリンに住み始めてからちょうど10年を迎えました。統一ドイツの半分をここで過ごしているのかと思うと、不思議な気分です。もしベルリンの通りですれ違ったら、お気軽に声をかけてくださいね。

  6. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    nem_ranさん
    「カウフホフ」といえば、あの前のカフェでnem_ranさんから伺った回想録を真っ先に思い出します。とても心に残るお話でした。

    Ayaさん
    早速僕の記事を読んでくださったようでありがとうございます。『トンネル』は秋の夜長にはぴったりの映画だと思いますよ。ドイツ映画らしい重厚さもありますし、長い映画ですが団長な感じがありません。Gedenkstaette Berliner Mauerは、展示面積が拡張されてさらに見応えが増しました。チェックポイント・チャーリーやイーストサイドと違って、こちらはまだ静かなので、過去へ思いを巡らす余地も残されています。

  7. bach!!
    bach!! at · Reply

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    映画『トンネル』がCSで放映され、偶然観ることができました。こんなすごい作品、今まで知らなかったなんて・・・。息つく間もない展開に、どきどきでした。実際にトンネルを掘るという行動に至るまでの思いを察すると、1枚の壁によって分断されてしまったそれぞれの現実に、言い表せないほどの重さを感じました。
    また、連続して放送されたドキュメント、『自由へのトンネル・ベルリン1962』(1999年)のリアルな証言や映像を同時に見ることで、さらに理解も深まりました。
    ポツダム広場の展示の壁を、観光気分で何気なく見ていましたが、その時の写真を改めて見ながらとても複雑な気持ちです。

  8. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    bach!!さん
    映画『トンネル』をご覧になりましたか。かなり長い映画ですが、実際の出来事を元にしているだけあって、迫真の作品になっていますよね。ただ、映画の舞台になっている通りは、架空のものらしいです(いくら探しても見つからなかったので・・・)。壁のドキュメンタリーにしろ、こういうかなりマイナー(でも良質)な作品がCSで見られるのはいいですね。

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