ヤマハの会員誌『音遊人』の3月号が刊行されました。昨年は6月号のドイツ特集でお世話になりましたが、今回の特集は「ウィーン 音楽に向かう旅」。実は昨年11月、ニコラウス・アーノンクール指揮によるモーツァルトのコンサートを聴きたくて、ウィーン行きの手配をした直後に、『音遊人』より執筆と取材同行の依頼をいただいたのでした。これもご縁かと思い、エッセーでは「ウィーンとモーツァルト」というテーマで、自分と音楽との出会いと絡めて書かせていただきました。
ヤマハが伝統を引き継ぐウィンナホルンやベーゼンドルファーの工房訪問、パウル・バドゥラ=スコダのインタビュー、ウィーン国立バレエのコペティートア滝澤志野さんの話など、内容は豊富です(村川荘兵衛さんによる写真は今回も素敵)。「ウィーンとモーツァルト」といえば、私の脳裏に浮かぶのがフリードリ・グルダ。彼の弾くモーツァルトは昔から大好きでした。その奥様の祐子グルダさんが「楽都の現在を彩る2人のアーティスト」という寄稿を寄せられています。
ヤマハフィーリングクラブ向けの会員誌ですが、ヤマハ特約店の書籍売り場にも置かれているとのこと。よかったら一読いただけると幸いです。
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うわ~ァ! ベーゼンの工房なんてうらやましいです。
憧れのピアノですもの!!
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日程の関係から、私は残念ながら工房にはお邪魔できなかったのです。でも、社長のお話を伺えたのはよい体験でした。