おかげさまで、先週日曜の講演会を無事終えることができました。はるばるお越し頂いた方々、Twitterでの告知をリツイートなどして応援くださった皆さん、どうもありがとうございました。課題も残りましたが、普段自分が住む場所を日本の大勢の方の前でお話しするというのは、とてもいい経験となりました。今後も機会があれば、テーマを変えながら続けていきたいと思っています。
さて、講演会が終わって気持ちの重荷が取れたので^^;)、爽快感のある風景をお届けしたいと思います。9月末に妻の実家の山梨に行った時のこと。義理の両親は登山が趣味なので、初心者の私にも比較的登りやすく、かつ富士山の眺めが味わえる峰ということで、三ツ峠山に連れて行ってもらうことになりました。甲府盆地から御坂みちを通って長いトンネルを抜けた直後、御坂峠方面への道に曲がります。ここで思いがけず野生の猿に遭遇!カメラを向けても特に物怖じせずこちらを見つめていました。
そのまままっすぐ行くと、数年前にご紹介した天下茶屋(太宰治の「富嶽百景」の舞台)に続くのですが、今回はその手前から入った奥の駐車場に車を止め、ここから登山道に入ります。最初は谷底の川のせせらぎを聞きながら。
この週末は天気に恵まれ、絶好の登山日和。日本でそこそこの標高の山に登るのっていつ以来だろう。
最初の絶景ポイント。岩がせり出したこの場所に、1人で来ていたおじさんが座ってカップラーメンを食べていたのですが、実に美味しそうだったなあ。
頂上に近づくに連れて、眺望が開けてきます。こちらは甲府盆地。この画面で一番目立つ、山間に架かっている白い線は、将来東京ー名古屋間を結ぶことになる例のリニア線ですね。
三ツ峠山頂からの眺めは素晴らしかった。欲を言えば、てっぺんに雪を抱いた富士を見たかったなあと思うけれど、左右から伸びて手をつなぐように浮かぶ雲が、風情を作り出していました。
頂上で食べたおにぎりとお菓子が、まあおいしかったこと。標高1785メートル。約1時間40分の登山でこの眺めを手にできることを思うと、かなりお得感はあります。
降りてくる頃にはかなり雲が広がってきたので、登山は早起きに限ると痛感。下山した後の昼食に、吉田うどんを食べました。富士急ハイランド近くの「美也樹」というお店。とても歯ごたえのあるぴちぴちしたうどんで、生姜と大根おろしのさっぱり感が疲れを癒してくれました◎