大変貌するアレクサンダー広場(3)
ニコライ教会にて(8月3日) (前回のつづき) ベルリン最古の教会であるニコライ教会(Nikolaikirche)で、先週から一風変わった展示会が開かれている。「ベルリンの都市模型」というベルリン市の都市開発部主催の展示…
大変貌するアレクサンダー広場(2)
Kaufhofデパートの屋上レストランより(4月25日) (前回のつづき) 最近リニューアルしたデパートKaufhof最上階にあるレストランからは、現在大工事中のアレクサンダー広場がよく見渡せる。窓際の席に座れたらラッキ…
大変貌するアレクサンダー広場(1)
U-Bahnhof Alxanderplatz(7月22日) ドイツ再統一以降、ベルリンは町自体が巨大な工事現場の都市として世界にその名を知らしめた。90年代半ばはポツダム広場がその舞台だった。ポツダム広場完成後は、今度…
風車小屋のある村 – アルト・マルツァーン –
Alt-Marzahnにて(5月14日) 今回は、普通の観光ガイドにはまず載っていないであろうベルリンのある場所をご紹介してみたい。といっても、私がもともと知っていたスポットではなく、拙ブログの読者で、あるベルリン通の方…
共和国宮殿解体ウォッチング
ベルリンに期間限定の「新名所」が登場した。 ちょうど一週間前、旧共和国宮殿の前をたまたま通った時のことだった。 “Palast Schaustelle”と題された展示の案内板が至る所に掲げられてい…
"Good Bye Hotel Unter den Linden!"(3) - 最初で最後の訪問記 –
ホテル・ウンター・デン・リンデン(2月26日)。 (前回のつづき) 私たちはこの後、ホテルのレストランで最後のランチをした。これが文字通り、本当の意味での最後だったことを、私は後から知ることになった。 ウンター・デン・リ…
"Good Bye Hotel Unter den Linden!"(2) - 最初で最後の訪問記 –
先月半ば、ホテル・ウンター・デン・リンデン取り壊しの記事を書いたら(以前の記事はこちら)、意外と多くの方からのコメントが寄せられた。DDR(東ドイツ)時代に泊まったことがあるという方、やはりあの時代、オペラを観た帰りにこ…
アルコーナ広場周辺を歩く(3)
Arkonaplatzにて(2月19日) 前回お伝えしたアルコーナ広場ののみの市の隣りは、子供の遊び場になっている。このスペースがなかなかの充実ぶりなのである。相変わらず外は寒かったが、子供たちは元気いっぱいに遊んでいた…
アルコーナ広場周辺を歩く(2)
Arkonaplatzにて(2月19日) (前回のつづき) ベルリンの東、プレンツラウアーベルク(Prenzlauer Berg)にあるアルコーナ広場を訪れたのは、実は今回が初めてだった。この広場の「のみの市」はわりと有…
アルコーナ広場周辺を歩く(1)
Zionskirche(シオン教会)の塔の上からの眺め。中央のテレビ塔から右に向かって、赤の市庁舎、ベルリン大聖堂などが見える(2月19日)。 先日、今月末で閉鎖となる「ホテル・ウンター・デン・リンデン」についての記事を…
カール・マルクス通りを歩く(3)
前回少し触れたが、壁崩壊後この通りは文化財保護区域に指定されたため、通り沿いのアパートは90年代にきれいに修復された。ところが、この恩恵に浴していないものがある。それが1950年代に立てられた街灯だ。上の例はまだ状態がい…
カール・マルクス通りを歩く(2)
噴水のあるシュトラウスベルク広場が今回の出発点。この通りを歩いてみようという方は、地下鉄(U5)に乗ってこのStrausberger Platzで降り、そこからフランクフルト門まで駅2つ分を歩くのがおすすめである(距離に…
カール・マルクス通りを歩く(1)
ベルリンのショッピングストリートといえば、まず名前が挙がるのがクーダム(Kurfuerstendamm)だろう。旅行ガイドには必ずこの通りのことが載っている。しかし、かつて「東のクーダム」と呼ばれたこともある、カール・マ…
消え去る共和国宮殿
ベルリンの歴史的な建物がひとつなくなろうとしている。 先日ご紹介したベーベル広場からウンター・デン・リンデンの通りに沿って東にさらに行くと、こういう風景が見えてくる。シュプレー川を渡って、左はネオ・バロック様式のベルリン…
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