ウクライナに行ってきます!

戦勝記念塔にて(9月22日撮影)
突然でびっくりされるかもしれませんが、今日の午後から1週間ほどウクライナに行くことになりました。しかし一体なぜウクライナなのか、出発前に少しお話しておきたいと思います。
ウクライナは私にとって全くの未知の国である。ヨーロッパの国の中で2番目に面積が大きいという、知られざる大国でありながら、おそらくヨーロッパで最もマイナーな国のひとつではないだろうか。休暇が取れて、ウクライナを旅行しようと考える日本人はあまりいないだろう。首都のキエフとオデッサ以外に、ウクライナの主要都市の名前を挙げられる人はどのくらいいるだろうか。ユーシェンコ大統領とサッカーのシェフチェンコ選手以外で、ウクライナ出身の有名人を数人挙げられる人はどのくらいいるだろうか。
私もウクライナに関してはほとんど何も知らないうちのひとりで、格別大きな関心もなく、ベルリンからそう遠くないにも関わらず、どうしても旅行したいという気にはさせてくれない国だった。ところが、ここ最近になって、この国を訪れるちょっとしたいいきっかけができたのである。まず、民主化を推進するユーシェンコ大統領の影響下、この8月から日本人はビザなしでウクライナに入国できるようになった。そして、ご存知の方も多いと思うが、今月12日に、キエフでウクライナ代表対日本代表のサッカーの親善試合が行われる。すでに来年のW杯の出場が決まっている両国の、興味深い組み合わせの試合だし、私にとっては何よりウクライナという未知の国を知るいい機会なので、思い切って行ってみようかと実は少し前から考えていた。この夏はほとんどベルリンの外に出ることがなかったので、ちょっとした気分転換を求めていたというのもある。
それで、ウクライナへ行く方法を調べてみたのだが、これがなかなか一筋縄ではいかない。まず、ベルリンからキエフへの直行便はなく、安い航空券も見つからなかった。となると、列車かバスかということになるが、バスで行くとほぼ24時間かかる。これはさすがにキツそうだ。次に列車。ベルリンからキエフまでは直通列車が出ている。やはり丸一日かかるのはいいとしても、キエフ到着が夜の11時近くというのがどうかと思う。それなりに旅慣れているとはいえ、私はロシア語もウクライナ語も全くできないし、夜のそんな時間にキエフの駅のホームにひとり降り立つことを考えると、やはり心もとない。
そういうわけで、本当に行こうかどうか迷っていたところ、この1週間のうちに私にとって追い風が吹いてきた。まず、ポーランド在住の日本人の友人が、ウクライナ人の知人に連絡を取ってくれて、キエフで会えることになった。先ほど彼女に電話をしてみたのだが、感じのよさそうな方だし、何よりドイツ語で会話できるのがありがたい。仕事の都合次第では、サッカーの試合も一緒に観に行けるかもしれないという。
そしてもう一点、ベルリンの日本人の友人(こーどーくん)とウクライナの途中の町まで一緒に行けることになった。彼も9月にウクライナを旅行したいと前から言っていて、うまく出発の日を調整することができたのである。こーどーくんは私より何歳か年下だが、とても旅慣れているし、ロシア語も少しできる。おまけに大変な博識で、ウクライナのこともいろいろ教えてもらった。町中キリル文字だらけのウクライナを、彼と一緒に回れるとなると心強い。とはいえ、ウクライナはドイツに比べると治安面であまりよくないのは確かだろうから、その辺は十分気を付けるつもりだ。
今のところの予定では、ポーランド経由で列車でウクライナに入り、リヴィウという古都に数日滞在。その後、列車でキエフに移動し、町を観光し、サッカーの試合を観て、ベルリンに戻って来ます。それでは行ってきます。
(というわけで、ブログは一週間ほどお休みになります。ブログランキングが大分上がってきただけに、しばらく更新できないのは残念ですが、帰ってきたらこの欧州の知られざる大国についてレポートする予定ですので、それまでどうかお待ちください!その間も気が向いたらクリックしていただけるとうれしいです^^;)

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11 Responses

  1. lignponto
    lignponto at · Reply

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    ウクライナですか。なんか面白そうですね。道中ご無事で。ブログの報告楽しみにしてます。

  2. ymzk
    ymzk at · Reply

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    Gute Reise!!!
    ウクライナは美人が多いそうですな。
    オレは、東欧はバルト三国とポーランド、チェコ、オーストリアしか行ったことがないので、
    非常に興味があります。
    ウクライナ報告を楽しみにしてます。

  3. punica
    punica at · Reply

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    キエフは建築物を中心として非常に美しい町です。ただし、車を観察していると高級車(5台に1台はランドクルーザー)が多く西欧からの盗難車かなと思ってしまいます。おんぼろ車も走っていますが、そのギャップはすごい。ウクライナはその他クリミア半島もお勧め。特にヤルタはリゾート地として有名でこれまた美しい。ツアーもよく企画されていて、格安でバスで近郊の町(セヴァストポール、バクチサライ等)に行けます。いろいろなワインを楽しめるワインツアーもあります。ちなみにクリミアのワインは最高ですよ。私の行ったときはオレンジ革命の少し前だったので、その変化を見たいものです。マサト氏の報告楽しみにしています。

  4. ひっしー
    ひっしー at · Reply

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    ご無沙汰です。よこすかの親友です。ついにシュテュットガルトで3週間過ぎました。ベンツ博物館も行きましたよ。仕事でばたばたですが、来月パリに移動。ぜひ、昔約束したようにヨーロッパのどっかで会いましょう!!

  5. ymzk
    ymzk at · Reply

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    ウクライナ戦,負けちゃいましたね.
    もしかしたらマサトさんが映ってるかなあ,と思ってテレビを見てましたが,
    確認できませんでした.

  6. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    I'm now in Kiev. Kiev is very nice. Í will come back to Berlin at sunday. See you later!

  7. ymzk
    ymzk at · Reply

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    >Masato-san
    Kann in Kiev kein Japanisch gelesen und geschrieben werden?
    Gerade sind wir aber an die 11te Stelle hinuntergefallen …
    Schade!
    Naja, mal sehen.
    Ich freu mich schon auf deine nächste Nachricht.
    Gute Reise noch!!

  8. ゴン太
    ゴン太 at · Reply

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    私も昨日のウクライナ戦、マサトさんが映ってるかなと思って
    見ましたが、やはり確認できませんでした(笑)
    昨日は雨が降っててちょっと寒そうでしたね。
    報告&写真楽しみに待っています。

  9. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    みなさん、留守中も書き込みいろいろとありがとうございます。今回訪れたのはキエフとリヴィウという2都市だけですが、それでもウクライナのさまざまな面を垣間見ることができ、本当に興味深かったです。日本人にはビザがいらなくなったことで、旅行はしやすくなりましたが、一番の壁はやはり言葉でしょうか。正直、英語がここまで通じなかった国というのも初めてで、キリル文字をなんとか読めるぐらいでないと個人旅行は厳しいかもと感じたのも事実です。しかし、ウクライナは十分旅行するに値する国だと思いました。詳しくはまた書いていきます。

  10. JUN
    JUN at · Reply

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    ベルリンから29ユーロの旅、何キロ位あるのでしょう?日本に置き換えると東京からどこまで行けるのかな?バスにちょっと写っていましたね。
    昔、ソ連旅行したとき、牛乳を買ったつもりが今で言うドリンクヨーグルトでびっくりしました。主に駅の売店で買いましたが、今度こそは牛乳と飲むとやっぱり違う。食文化の違いを感じました。今から35年も前のことです。

  11. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    Junさん、はじめまして。書き込みありがとうございます。ソ連を旅行されたことがあるのですか!今回ウクライナで牛乳を飲む機会はなかったのですが、コーヒーひとつをとっても、普段飲むのとはずいぶん味が違うなあと思いました。

    ベルリンからリヴィウまでの距離を地図を見てざっと測ってみたのですが、1000キロ行くか行かないかというところです。東京-下関間ぐらいに相当するでしょうか。国境を2回も越えたので、心理的にはもっと遠くへ行ったような気分でしたが、距離的には思ったほどではなかったというのが実感です。ヨーロッパは実はそれほど大きくなくて、日本は実はそれほど小さくない、とも言えるかもしれません。

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