リコーダーのモーリス・シュテーガーが初来日公演

このブログを始めたばかりの頃、ベルリン古楽アカデミーとのコンサートで絶賛したリコーダー奏者のモーリス・シュテーガーが、この秋来日初公演を行うそうです。今回の日本公演は10月2日の武蔵野市民文化会館と4日の兵庫芸術文化センターの2公演のみのようですが、兵庫の方はまだチケットが残っている模様。
シュテーガーはまだ30代半ばだと思いますが、本当に素晴らしいリーコーダー奏者です。誰もが小学校で習うリコーダーでこんなことができるのかとびっくりしますよ。コンビを組むスイス在住のチェンバロ奏者、北谷直樹さんは日本ではまだあまり知られていないかもしれませんが、昨年ベルリンで初めて聴いて、音楽性・テクニック共に真の名手だと思いました。
このコンビの演奏は、8月2日にベルリンのラディアルシステムで行われた”Venezia meets Graubünden”というヴェネチアとシュテーガーの故郷、スイスのグラウビュンデン州の音楽を組み合わせたコンサートで聴いたばかりなのですが、冒頭ソプラノリコーダーが高らかに鳴り響く瞬間から幸せな気持ちになりました。リコーダーという楽器の素朴で温かみのある音色は、私にとって音楽を聴く喜びの原点を思い起こさせてくれるものだと改めて感じたのです。その後、シュテーガーが何本もの笛を巧みに吹き分ける様は圧巻でした。
古楽ファンのみならず、リコーダーといえば小学校の「タテブエ」のイメージしかないという人にこそ、聴いてほしいコンサートです!最近「ヴェネツィア 1625」というアルバムも出ましたが、シュテーガーは断然ライブの方が楽しいです。

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