記憶の鉄路をたどる(3) – グライスドライエックの貨物駅跡(下) –

Gleisdreieck(2008-08-17)
前回のつづき)
工事中のグライスドライエックの敷地内を西に向かって歩いて行くと、やがて現役の線路に行き着いた。ここからは夕暮れ時のポツダム広場のビル群がよく見渡せた。
これは中央駅から南に行く列車が通る幹線。ちょうどSüdkreuz方面から来た列車が、かなりのスピードで駆け抜けて行った。
大分暗くなってきたので、Möckernstr.側の出口に戻ろうとした。途中横切ったこの2本の線路は、あまり廃線という風には見えない。
この線路の行方が気になって、自転車を置いて北側へ歩いてみた。すると…
昔の貨物駅らしきものの跡が見えてきた。建物には明かりも付いており、今にも向こうから列車がやって来そうな気配がある。
ビーチバレーのコートを横目に広大な敷地から出た。この日の探訪から3年経った今日、まさか先ほどのレールの上を特別列車に乗って走ることになるとは思わなかった(この模様は改めて別の機会に)。



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