コーミッシェ・オーパーのオペラ『リア王』
ドイツ代表GKのロベルト・エンケ選手の自殺は、ドイツ全土に大きな衝撃を与えました。私もショックを受けた1人だったのですが、そんな折、新聞に掲載された演出家ハンス・ノイエンフェルスのインタビュー記事が目に留まりました。 「…
コーミッシェ・オーパーのオペラ『リア王』
ドイツ代表GKのロベルト・エンケ選手の自殺は、ドイツ全土に大きな衝撃を与えました。私もショックを受けた1人だったのですが、そんな折、新聞に掲載された演出家ハンス・ノイエンフェルスのインタビュー記事が目に留まりました。 「…
C.アバドのメンデルスゾーン
メンデルスゾーンが、ライプチヒ通りの家に住んでいた時代に書いた『真夏の夜の夢』序曲は、(確か)高校3年生の時に出会って以来、昔も今も私の大好きな音楽です。特に躍動的な主部に入ってからは、何度聴いても魅了されます。クラリネ…
オーバーシュプレー・ケーブル工場でのコンサート
Kabelwerk Oberspree (2009-9-22) しばらく音楽の話題から遠ざかっていたので、また折に触れてここ数ヶ月で聴いたり見たりしたものを書いていきたいと思います。 もう2ヶ月近く前になりますが、ラトル…
ベルリン音楽祭のショスタコーヴィチより
今年のベルリン音楽祭Musikfestでは、音楽における政治性というテーマからショスタコーヴィチが大きな柱に選ばれていました。これは今年の壁崩壊20周年、すなわち東欧諸国における共産主義支配からの解放という出来事と大きな…
リコーダーのモーリス・シュテーガーが初来日公演
このブログを始めたばかりの頃、ベルリン古楽アカデミーとのコンサートで絶賛したリコーダー奏者のモーリス・シュテーガーが、この秋来日初公演を行うそうです。今回の日本公演は10月2日の武蔵野市民文化会館と4日の兵庫芸術文化セン…
ミッテのZweitausendeins
先日、ミッテを散歩していたら、ちょっとうれしいお店を発見。 Zweitausendeinsというのですが、ご存知でしょうか? 簡単に言うと、本とCD、DVDのアウトレットのお店で、ドイツ全土に14店舗あるそうです。ベルリ…
ヤノフスキ&ルプーのベートーヴェン
先週の木曜日、ヤノフスキ指揮ベルリン放送響によるベートーヴェンプログラムのコンサートを聴きました。 前半のラドゥ・ルプーによるピアノ協奏曲第4番。初めて生で聴いたルプー!私の中では昨シーズンのアルゲリッチに続く、強烈なピ…
安永徹さんドイツ連邦功労賞受章 - 「音楽の友」4月号 –
現在発売中の「音楽の友」4月号に、2月のベルリン・フィル定期演奏会の模様と、最近同オケを退団された安永徹さんのドイツ連邦功労賞受章式のレポート記事を書かせていただきました。一読いただけるとうれしく思います。 昨年、安永さ…
しばらく旅の日々 – ワセオケ・ベルリン公演 –
ベルリンの壁が飾られていたHotel Westin Grandにて(3月7日) 約2週間に及んだ旅の日々が終わり、一昨日母が帰国の途につきました。 フランクフルト・オーダー以降の日々をここでざっと振り返ってみたいと思いま…
最近のコンサートより -インバル、アントニーニ、フィガロ etc-
今年に入ってどうもゆっくりブログを更新する余裕がないまま、2月ももう終わりに近づいた。記憶から遠ざからないうちに、最近聴いたコンサートの印象をざっとまとめておこうと思います。 昨年異常なまでにテンションの高いショスタコー…
特選ベルリン街灯図鑑(12) 「カール・マルクス・アレー」
1月に書いた、ナチス時代の街灯と合わせて紹介したい街灯が東側にあります。かつてのDDR政府が威信をかけて整備したカール・マルクス大通り。ここに1950年代に造られた街灯が並び立っています。 関連記事: 特選ベルリン街灯図…
Happy Birthday Felix!
Friedhof der Dreifaltigkeitsgemeinde I (2009-02-03) 3日昼、フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディの200歳の誕生日を祝って、メーリングダムの共同墓地で記念追悼式…
メンデルスゾーンの弦楽交響曲を聴く
作曲家フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディの200回目の誕生日が近づいて来た。2月のコンサートではメンデルスゾーンの作品が多く並ぶ他、2月3日(13時)の命日にはメーリングダムの共同墓地で公式の追悼式典が行われる…
ベルリン・ドイツオペラの《利口な女狐の物語》
Bernd Uhlig (c) 2002 最近観た中では、クリスマスの《くるみ割り人形》や大晦日のベルリン・ドイツ響とイタリアのサーカス団によるジルベスターコンサートも大変楽しめるものだったのですが、ここで書くにはやや賞…
アルテミス+クス四重奏団によるメンデルスゾーンの八重奏曲
毎回ベルリンの風景をモチーフに使ったアルテミス四重奏団のプロフィール写真 (Foto:Thomas Rabsch) 最近聴いたコンサートの中では、ティーレマン指揮のベルリン・フィルがブルックナーの8番で聴かせた大伽藍のよ…
パリ・オペラ座のヤナーチェク《利口な女狐の物語》
音楽好きの知人から、「今ネットでこういうものが観られるよ」と教えてもらった情報より。この秋にパリのオペラ座(バスティーユ)で行われた、ヤナーチェクのオペラ《利口な女狐の物語》の舞台が12月末までパリ・オペラ座のサイトから…
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