
ドレスデンより戻りました!
ドレスデンのTheaterplatzにて(3月23日) 昨日ドレスデンより帰って来ました。 今秋26年ぶりに来日するドレスデン国立歌劇場とこの街を紹介するテレビ番組のロケに、数日間同行させていただきました。残念ながら天気…

壁崩壊、そして – メヒティルトさんに聞く(8) –
メヒティルトさん所蔵の写真から(1989年11月) 長々とお送りしてきたメヒティルトさんとのインタビューは今回が最後です。 壁崩壊前夜 当時、壁はこのままずっと立ち続けるものだと思っていましたか? メヒティルト:(きっぱ…

シュピーゲル誌のベルリン特集
今日発売の週刊誌”Der Spiegel“のタイトル記事はベルリン! 先ほど駅の売店でたまたま見つけ、迷わず買いました。記事の方はパラパラめくっただけですが、ベルリンの現在をよく伝えるレポートにな…

壁のあった時代(下) – メヒティルトさんに聞く(7) –
「ベルリン市立オペラ(Städtische Oper)」のプログラム (前回のつづき) 1960年代のベルリン音楽談義 メヒティルトさんがバイロイトに通い始めた1960年代前半、日本同様にドイツも経済成長期を迎え、ベルリ…

KaDeWeが100周年!
3月1日、ベルリンの老舗デパートKaDeWe(カーデーヴェー)が、記念すべき創業100周年を祝いました。ベルリンに来てこのデパートで買い物をされた方は多いのではないでしょうか?現在も1日平均5万人の利用客のうち約半数は観…

壁のあった時代(上) – メヒティルトさんに聞く(5) –
かつて東西の検問所があったオーバーバウム橋にて(3月12日) いよいよ今回から、ベルリンが壁によって分断されていた時代のお話になります。あの時代のベルリンに少しでも興味のある方は必読です。 壁の建設と東ベルリンの叔母 メ…

「善き人のためのソナタ」(2006)
カール・マルクス大通りにあるカール・マルクス書店(2005年9月) 今週は風邪を引いてしまい、ここ数日間は比較的に安静にしていました。ちょっと暖かくなったからと自転車で街に繰り出してしまったのがいけなかったのかもしれませ…

バイロイト談義(下) – メヒティルトさんに聞く(4) –
(前回のつづき) メヒティルトさんから時代のドキュメントというべき貴重な写真をたくさん見せていただいたが、私が最も驚いたのはひょっとしたらこの一枚かもしれない。 ヴィニフレート・ワーグナー(Winifred Wagner…

バイロイト談義(中) – メヒティルトさんに聞く(3) –
Festspielhaus Bayreuth, Foto: Deutschlandradio (前回のつづき) 「バイロイトのチケットを手に入れるのに、6年7年待つのは当たり前」なんて言われていますが、当時はどうだったん…

バイロイト談義(上) – メヒティルトさんに聞く(2) –
テノール歌手のヴォルフガング・ヴィントガッセンとメヒティルトさん (1960年代のバイロイト祝祭劇場前にて) さて、今回から2回はバイロイト音楽祭の話です(この音楽祭については、以前「バイロイト音楽祭」というもので取り上…
ベルリン・インタビューが始まります!
これまで何度も途中経過をお伝えしてきた、メヒティルトさんへのインタビューのおろしが終わりつつあるので、いよいよ今週からスタートしたいと思っています。 内容はざっとこんな感じになる予定です。 ○メヒティルトさんのルーツとベ…

クロイツベルクのうまいケバブ屋
クロイツベルクにおいしいドナーケバブのお店があるらしいというので、先日友達と食べに行ってみた。場所は先日ご紹介したカフェ”Avril”の近く、Schönleinstraßeの駅前の広場に面した&#…

森と湖の国のオーケストラ – ヴァンスカ指揮ラハティ響 –
フィンランドのピエクサマキにて(2004年7月26日) この月曜日、フィンランドからやって来たオスモ・ヴァンスカ指揮ラハティ交響楽団のコンサートを聴きました。先日のラトルの「シンフォニエッタ」のように有無を言わせず圧倒さ…

「地下のベルリン」(河合純枝著)
先日、ベルリンとピョンヤンの地下鉄の意外な接点についてお話したので、最近読んだベルリンの地下にまつわるある本をご紹介してみたい。「地下のベルリン」(河合純枝著。文藝春秋)という本である。 「ベルリンの地下世界」・・・ 私…

クロイツベルクのカフェ"Avril"
「カフェ」というと、なんとなく大人のニオイがする。先日初めて足を運んだクロイツベルクの”Avril”というカフェも、そんな雰囲気がぴったりのシックなカフェだった。 奥の部屋に場所を見つけ、ハイセ・…

レオシュ・ヤナーチェクの音楽 – ラトルの「シンフォニエッタ」 –
Leoš Janáček(1854-1928) チェコのクラシック音楽というと普通真っ先に名前が上がるのはドヴォルザークとスメタナだが、私はヤナーチェクの音楽により強い愛着を感じる。チェコの片田舎のモラビア地方出身のヤナ…

クロイツベルクの街角より 1988年
クロイツベルクの街角にて(1988年夏。メヒティルトさん所蔵の写真より) 先日、これまでも何回かお話してきたメヒティルト.Tさんへ4回目のインタビューをしてきました。今回も興味深いお話をたくさん聞きましたが、なかでも面白…
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