転換年カレンダー「1989年10月6日」
1989年10月6日(金) 東ドイツが西ベルリンのラジオを妨害 「サービスの夜」をめぐる論争 Der sowjetische Parteichef Gorbatschow ist in Ost-Berlin einget…
『素顔のベルリン』、発売中!
たびたびこの話題で恐縮ですが、私の初の著作『素顔のベルリン』が今週から日本の書店に並んでいるようです。友達や知人から、「買ったよ!」「読んだよ!」というメールが私のもとに届き始めています。まだすべてにお返事できていないの…
転換年カレンダー「1989年10月4日」
1989年10月4日(水) 西ベルリンでは、東ドイツ亡命者の宿泊施設の確保が困難に Die DDR-Flüchtlinge unterzubringen, wird immer schwieriger. Neben si…
転換年カレンダー「1989年10月1日」
1989年も(少し遅れましたが)今日から10月に入りました。 1989年10月1日(日) 1万6千人がベルリン・マラソンを走る 人民警察は反体制者を阻止 Heute ist Berlin-Marathon. 16 410…
転換年カレンダー「1989年9月30日」
89年の「転換年カレンダー」ですが、毎日続けるのは相当大変ということがわかったので^^;)、歴史的に重要な出来事が起きた日、重要度はそれほど高くないけれども内容的に面白かった日を中心に訳していきたいと思います。 1989…
壁跡に沿って(1) -テルトウ運河からゾンネン・アレーまで-
壁崩壊20年の当ブログオリジナル企画として、こんなことを始めたいと思います。ベルリンの壁跡が全長160キロの「壁の道」(Mauerweg)として整備されていることを以前紹介しましたが、この道を自転車に乗ってたどってみると…
ドイツ総選挙、ベルリンの「東西分断」
ご存知の方も多いと思いますが、先週日曜日、ドイツでは4年に1度の連邦議会の総選挙が行われました。前回(2005年)と同じく右派、左派ともに過半数を取れないのではと予想されていましたが、ふたを開けてみるとCDUとFDPが過…
転換年カレンダー「1989年9月26日」
今日は4年に1度の連邦議会の総選挙の日。20年前のベルリン、そしてドイツも熱くなってきています。 1989年9月26日(火) ポーランド人のマーケットが「半合法」 ライプチヒで大きなデモ Der Senat gibt …
転換年カレンダー「1989年9月25日」
ベルリンの3大紙のひとつ、Der Tagesspiegelが今年こんな連載をしているよと、ある友達が教えてくれました。ベルリンの地域ページにある「WENDEKalender」という名のコーナーで、20年前の同じ日にどうい…
「壁の歴史に触れるベルリン街歩きガイド」
今週号のドイツニュースダイジェストに、壁崩壊20周年の特集記事を書かせていただきました。本紙はベルリンやドイツ他都市の日本関係のお店やレストランなどで無料配布されていますし、ウェブでも読むことができます(eBook版、記…
ベルリン音楽祭のショスタコーヴィチより
今年のベルリン音楽祭Musikfestでは、音楽における政治性というテーマからショスタコーヴィチが大きな柱に選ばれていました。これは今年の壁崩壊20周年、すなわち東欧諸国における共産主義支配からの解放という出来事と大きな…
リコーダーのモーリス・シュテーガーが初来日公演
このブログを始めたばかりの頃、ベルリン古楽アカデミーとのコンサートで絶賛したリコーダー奏者のモーリス・シュテーガーが、この秋来日初公演を行うそうです。今回の日本公演は10月2日の武蔵野市民文化会館と4日の兵庫芸術文化セン…
『素顔のベルリン』が完成しました
先日お知らせした私の初の著書、『素顔のベルリン~過去と未来が交錯する12のエリアガイド~』(ダイヤモンド・ビッグ社)が完成しました。最後の仕事として残っていた表紙はこんな感じに仕上がりました。 約150ページのコンパクト…
西日本自転車の旅(2)
また身内ネタで恐縮ですが、自転車で九州まで旅をしていた私の弟が昨日最後の目的地に無事到着したようです。九州に入った後も、福岡、長崎、島原、鹿児島、指宿、知覧、宮崎、阿蘇の山越えと九州をほぼ一周しました。この1ヶ月間の走行…
『ドイツの原子力物語』(P.アウアー原著)
昨年末、日本のある新聞社のベルリン支局にお邪魔した時、たまたま本棚にこの本が目に入った。ちょっと気になる内容だったのだが、短い時間だったので貸してくださいとも言えずそのままになっていた。それから半年以上経ったある日、家の…
世界陸上2009観戦記
この原稿を書いている今、ベルリンは世界陸上の真っ最中です。私は大会2日目に、五輪スタジアムで観戦してきました。興奮が冷めないうちに、その様子をリポートしたいと思います。 この日のハイライトは何といっても男子100メートル…
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