東京・谷中を歩く(1)
JR上野駅中央口(2006年11月) 最近、「谷中スケッチブック」(森まゆみ著、ちくま文庫)という本を読んでいたら、前回の一時帰国時に谷中や根津を歩いたときのことが懐かしく思い出されてきました。前からブログに書こうと思っ…
「実録・連合赤軍」がベルリナーレで受賞
ベルリナーレの受賞作品が決まりました(くわしくはこちらにて)。 前回の記事でご紹介した若松孝二監督の「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」が2つの賞を受賞したそうです。ほんの少しだけとはいえ、自分が今回直接関わった映画が…
「実録・連合赤軍―あさま山荘への道程」
若松孝二監督の最新作、「実録・連合赤軍―あさま山荘への道程」をツォー駅近くの映画館Delphiで観ました。実は当日になって仕事で関わることになり、急遽観に行くことになったのです。平日の昼間とはいえ、かなり大きな映画館の7…
松太郎と朝青龍
小学6年生のとき、友達から借りて夢中になって読んだマンガがある。 ちばてつやの「のたり松太郎」。 80年代の当時は千代の富士の全盛期だった。その頃の私は野球よりも大相撲の方が好きなくらいで、見るだけでなく砂場などで実際に…
桜への郷愁
東京九段下にて(4月1日) 先日のメヒティルトさんへのインタビューの際、「ベルリンへの郷愁を感じるものは?」という私の最後の質問に対して、メヒティルトさんは「リンデン(菩提樹)の匂い」を挙げられたのが印象的でした。私だっ…
秋の山陽・佐賀紀行(3) – 佐賀を満喫する –
有明海の干潟。遠くに雲仙普賢岳が顔を覗かせている(11月25日) 日本とドイツの話を交互にするのも変ですが、日本での話ももう少し続けたいし、かといってベルリンでの現在進行形の話もあるしということで、しばらくはこんな感じで…
秋の山陽・佐賀紀行(2) – ヒロシマの記憶に触れて –
少し間が空いてしまいましたが、先日の旅行の話を続けます。 広島を訪れるのは事実上初めてのことだった。 私が物心ついた時以来、広島というのはこの世で最も恐ろしいことが起こった場所だった。その気になればもっと早いうちにこの街…
シブヤの現在(いま)
渋谷ハチ公前広場にて(12月1日) 4週間の日本滞在もあっという間に終わりに近付いてきました。 日本、特に東京にいると、時間の流れのスピードが違うのをつくづく感じます。 残念ながらもうゆっくり書くヒマがなく、諸々の話の続…
秋の山陽・佐賀紀行(1) – 列車で佐賀に行く –
早朝の岡山駅にて(11月24日) 今回の日本滞在はいつもより比較的長いこともあって、一度は遠出をしたいと思っていた。 行きたい場所がたくさんある中、私は九州の佐賀を目指すことにした。佐賀には大学オケ時…
東京の密度
実家近くの通りにて(11月22日) 日本に帰って来てからというもの、更新が滞ってしまい、マメにチェックしてくださっている方には申し訳なく思っています。 ここ数日は東京を往復することが多いのですが、片道1時間半の電車の中で…
秋の箱根路をゆく
車中から望む江ノ島(11月16日) 今週、今回の私の日本滞在でおそらく最大の買い物であろう、新しいデジカメを買いました!今まで使ってきたCASIOのデジカメは超コンパクトで使いやすかったのですが、いかんせんズームと接写が…
逗子・渚橋より
横須賀の隣の市、逗子の渚橋から見た日没時の様子です(11月9日)。 ここ最近は曇っていることが多いですが、私が帰ってから数日間の夕焼けはすばらしいものでした。ここから望む富士山は、この近辺ではベストアングルのひとつだと思…
横須賀の海辺より
横須賀・馬堀海岸の遊歩道にて(11月8日) しばらくご無沙汰していました。 7日に帰国した後、実家のパソコンの調子が悪くてブログの更新はできなかったのですが、もう大丈夫です。日本でも折に触れて書いていけたらと思っています…
ベルリン-東京 Tokyo-Berlin
東京の街角より(2003年4月13日) 来月久々に日本に帰るにあたって、私が密かに楽しみにしていることの一つは、東京の街を歩くことである。 私は東京に住んだことはないが、実家は東京からそれほど遠くない場所にあるし(といっ…
途中下車
列車から明石海峡大橋を望む(2003年4月18日) 昔の写真を整理していたら、3年前に日本に帰った時の懐かしい写真が出てきました。この時は12日間という慌しい中での滞在だったんですが、合間を縫って3日間ほど関西方面を旅し…
Foto der Woche
確か2001年頃からだったか、ベルリンの地下鉄の車内にモニターが取り付けられ、その日のニュースや広告などが流されるようになりました。その中で日本のニュースが扱われることはめったにないのですが、23日(月)の夕方、ついに出…
「夕凪の街 桜の国」(こうの史代)
昨日、実家から郵便物が送られて来た。外国生活が長くなると、わざわざ日本から物を送ってもらうということはめったにないのだが、今回はぜひ(それもできるだけ早く)読んでみたい本があったので、久々にお願いした。 こうの史代さんと…
最近のコメント