大変貌するアレクサンダー広場(3)

ニコライ教会にて(8月3日) (前回のつづき) ベルリン最古の教会であるニコライ教会(Nikolaikirche)で、先週から一風変わった展示会が開かれている。「ベルリンの都市模型」というベルリン市の都市開発部主催の展示…

大変貌するアレクサンダー広場(2)

Kaufhofデパートの屋上レストランより(4月25日) (前回のつづき) 最近リニューアルしたデパートKaufhof最上階にあるレストランからは、現在大工事中のアレクサンダー広場がよく見渡せる。窓際の席に座れたらラッキ…

ドイツ語でもブログ!

ウンター・デン・リンデンで見つけたマンホール。全部ベルリンの観光名所をモチーフにしています。何が何だかわかりますか?(8月3日) 今回から、折に触れてドイツ語、または英語でもここに何かを書いてみることにしました。 せっか…

Am Anfang...

Vor genau einem Jahr habe ich mit meinen japanischen Blog „Berlin-Chuo-eki“ (zu Deutsch „Berlin Hauptbahnhof“)…

BZ Lexikon(106) 「オーデコロン」

オーデコロンの正式名称は、”4711 Echt Kölnisch Wasser”(「4711本物のオーデコロン(ケルンの水)」というみたいですが、単に「4711」と呼ばれることがずっと多いようです…

大変貌するアレクサンダー広場(1)

U-Bahnhof Alxanderplatz(7月22日) ドイツ再統一以降、ベルリンは町自体が巨大な工事現場の都市として世界にその名を知らしめた。90年代半ばはポツダム広場がその舞台だった。ポツダム広場完成後は、今度…

医学用語はギリシャ語やラテン語に由来する言葉が多いですが、この”Syphilis”は「梅毒にかかった牧童の登場する16世紀の教訓詩の題名」に由来するのだそうです。8月1日の紙面より。 Lexiko…

「ベルリン中央駅」1周年!

Bebelplatzにて(6月26日) 私のブログ「ベルリン中央駅」が、今日でちょうど1周年を迎えました。いつも読んでくださっている皆さまに心より感謝申し上げます。 1年間で書いた記事の数は308。コメント数も1305に…

BZ Lexikon(104) 「プレンターヴァルト」

今日はベルリンのある森にまつわるお話です。7月31日の紙面より。 Lexikon: Plänterwald(プレンターヴァルト) Der Plänterwald ist eine 89 Hektar große Wald…

「ねずみトンネル」の謎 - ベルリン・トンネル物語 -

U6 Stadtmitte駅にて(7月24日) 最近またベルリンに関する本を一冊読んだ。三宅悟さんという方が著した「私のベルリン巡り(中公新書)」という本。前回ご紹介した「舞台・ベルリン」は一人の市民から見た戦後直後のベ…

ハンブルク駅現代美術館でミもココロも涼む

Hamburger Bahnhof – Museum für Gegenwart(7月27日) この木曜日、久々にハンブルク駅現代美術館に足を運んで来た。その名前からも建物の外観からも想像できるように、ここは…

日本語にすると長い名前ですが、ドイツの過去への取り組み方を示す内容の記事です。7月27日の紙面より。 Lexikon: NS-Opferarchiv Bad Arolsen(バードアロルゼン・ナチス犠牲者公文書館) De…

BZ Lexikon(102) 「(バイロイトの)緑の丘」

Festspielhaus Bayreuth, Foto: Deutschlandradio 今週の火曜日、ワーグナーの作品のみを上演することで知られるバイロイト音楽祭が幕を開けました。ドイツでは、この「緑の丘」がバイロ…

風車小屋のある村 - アルト・マルツァーン -

Alt-Marzahnにて(5月14日) 今回は、普通の観光ガイドにはまず載っていないであろうベルリンのある場所をご紹介してみたい。といっても、私がもともと知っていたスポットではなく、拙ブログの読者で、あるベルリン通の方…

ドイツでも盛んに報道されていますが、イスラエル軍によるレバノン空爆には非常な憤りを感じます。25日には国連レバノン暫定軍の施設が意図的に空爆を受け、4人の監視員が死亡しました。7月25日の紙面より。 Lexikon: U…

ベルリーナーになるための100の問い(8) - これで最後! -

フリードリヒシュトラーセ駅にあるTränenpalastにて(7月24日) 訳す側としても数々の難問、奇問(?)に悩まされてきましたが、「ベルリーナーになるための100の問い」、ついにこれで完結です。今回は最後だけあって…

昨年の11月に始めた、Berliner Zeitung紙のミニ事典を訳すこのコーナーですが、今回でちょうど100回目を迎えました。振り返ってみると、4月上旬の時点ですでに90回を越えていたのですが、自分の怠慢の他に、新聞…