海と坂の街、タリン再訪記(2)
聖オレフ教会からタリン旧市街を望む(7月18日) タリンの街並みを把握するには、前回ご紹介した展望台以外に旧市街で一番高い聖オレフ教会に上ってみるのがよい。狭い階段を一段一段上っていくのは骨が折れるが、それだけの価値はあ…
ドイツ語ブログのご案内
以前、英語でもブログを書こうと思って試してみたものの、結局続かなかったことがあります。 つい先日、本当に久しぶりに半ば恐る恐るそのページを覗いてみたところ、スパムに荒されることもなく、消去もされずにちゃんと残っていました…
海と坂の街、タリン再訪記(1)
トーンペアの丘にて(7月17日) 海が見える坂のある町、というのが私は昔から好きだ。出身地の横須賀がまさにそういう地だからかもしれないが、旅をしていて印象に残るのも高台から海が望める街であることが少なくない。日本だと長崎…
ウルリヒ・ミューエ死去
Karl-Marx-Alleeにて(7月26日) 先月末、テレビのデジタルチューナーが突然ショートを起こしてしまい、以来テレビが見られない状態が続いているのですが(ただ、それによって不便を感じることはほとんどありません)…
テンペルホーフ空港のいま
Platz der Luftbrücke(2月18日) 今日からタリンの滞在記を書こうと思っていたんですが、前回のテンペルホーフ空港の記事への反響が意外に(?)大きかったので、特異な建築様式によるこの空港内部の様子からま…
テンペルホーフ空港の将来は?
Flughafen Tempelhof(2月18日) ベルリンに空から入る際、テーゲル空港ではなくテンペルホーフ空港を利用したことのある方は果たしてどのくらいいらっしゃるでしょうか。現在、この空港に離着陸する旅客機はわず…
バルトの国より
今週はエストニアのタリンで短い休暇を過ごして来ました。2002年3月にバルト3国をまとめて訪れた際に、タリンはその中でも一番気に入った街でいつか再訪したいなと思っていたのでした。その間のエストニアのEU加盟を経て、街から…
ようやく夏本番のベルリン
Oberbaumbrückeにて(7月16日) 先週までの不安定な天気から一転して、この2日間のベルリンはすさまじいまでの猛暑でした。特に昨日は30度台後半まで気温が上がり、外にいるとそれだけでエネルギーが吸い取られるよ…
ベルリン州議会へようこそ(2) – 名誉市民たち –
Abgeordnetenhaus Berlin(6月23日) ベルリンには、この街に対して特別の功績をあげた人々を「名誉市民(Ehrenbürger)」として称える制度があります。1808年以来、この名誉を受けた人々は総…
ドイツ語の新聞で世界を読む
昨夜ベルリンに戻ってくる際、フランクフルトの空港での待ち時間中私は久々にずっと新聞を読んでいた。最近利用することが多い格安航空会社と違って、ルフトハンザのカウンターでは各種の新聞が読み放題なのがうれしい。 ドイツ語の新聞…
フランクフルトより帰宅
Frankfurt Hauptbahnhof(7月11日) ミュンスター、カッセル、フランクフルトと回って、昨日の深夜ベルリンに戻って来ました。今回は私の実家からもそう遠くない、横浜市の文化芸術財団の職員の方にお供して、…
アレックスに巨大ショッピングセンター
映画「グッバイ、レーニン!」の舞台ともなったアレクサンダー広場(通称アレックス)周辺は、いまベルリンでもっとも劇的に変わろうとしている場所です。特に広場東側では至るところで舗装工事が行われており、足の踏み場もないほどなの…
DDRの墓場から新王宮へ
Photo: Förderverein 昨日共和国宮殿の現在の様子をお伝えしましたが、ちょうどいいタイミングで昨日の新聞にこんな記事が載っていました。ダイジェスト部分を訳してここに載せましょう。 昨日、連邦政府はベルリン…
東ドイツ(DDR)の墓場
Palast der Republik(7月4日) なかなかゆっくり更新する時間がないので、今日はこんなガラクタの写真で許してください^^;)。 昨日の夕方、久々に旧共和国宮殿の前を通ってきました。その近くに用があったか…
現代アートの年
今夜はベルリン州議会の続きを書こうと思ったんですが、仕事でずっとPCの前に向かっていたのでもう気力なしです。 昨日、駅の本屋でこんな雑誌を見つけて買いました。 アートマガジン誌のドクメンタ12特集です。今年は2年に1度の…
ベルリン州議会へようこそ(1)
先週の土曜日、連邦参議院(Bundesrat)とベルリンの州議会(Abgeordnetenhaus Berlin)は、「扉の開かれた日」という名の一般公開日でした。このブログでは昨年、ベレビュー宮殿と首相官邸の内部をご紹…
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