9年ぶりのバイロイト訪問(3)- バイロイトも工事中 –
《タンホイザー》を観た翌日、バイロイトの市内を散策した。旧市街に入っていきなりびっくりしたのが、前夜の指揮者クリスティアン・ティーレマンが本屋でサイン会をしているのに遭遇したことだ。このMarkgrafen Buchha…
9年ぶりのバイロイト訪問(2)- 祝祭劇場との再会 –
Bayreuther Festspielhaus (2012-08-03) ワーグナー生誕200周年というメモリアルイヤーが始まりましたが、(こちらも書きかけのままだった)昨夏のバイロイト旅行記の続きを書いておきたいと思…
ハンブルクで迎えた年越し(2)
St. Michaeliskirche Hamburg (2013-01-01) 内アルスター湖畔で迎えた年越しのカウントダウンは、花火と爆竹が乱れ合うすさまじいものでした。以前あれに懲りて、もう何年もカウントダウンは自…
ハンブルクで迎えた年越し(1)
St. Pauli-Landungsbrücken (2012-12-31) 遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。 ひょっとして東京よりも暖かいのでは?と思われた年末年始のベルリンの気候でしたが、天気は悪…
秋のオランダ紀行(1) – ケルンに立ち寄って –
ICEの車窓より 今年は取材旅行も含めると、旅に出る機会が例年より多いのですが、ブログに旅日記を書き始めてはみたものの、途中で止まってしまっているものが少なくありません。心苦しくはあるのですが^^:)、記憶の鮮明な順から…
9年ぶりのバイロイト訪問(1)- 田舎生活を体験! –
Bayreuther Festspielhaus 「8月3日の《タンホイザー》を聴きにバイロイトまで来る気はある?私のところに泊まってくれて構わないし、バイロイトには義妹もいるわ」 7月の初旬だったか、知人のメヒティルト…
三浦哲郎『赤い衣装』朗読会@ハノーファーのお知らせ
来週ハノーファー在住の知人が朗読会を開催するので、ここでご案内させていただきたいと思います。 ドイツ在住歴の長い文化ジャーナリスト、小町英恵さんと知り合ったのは2008年初頭のことでした。それまで何の面識もなかった私に、…
ポツダムの王宮再建始まる
昨日、女子サッカーの永里優季選手にインタビューさせていただく機会があり、ポツダムに行ってきました(聞き手としても刺激に富んだインタビューでした。掲載時にはまたお知らせしたいと思います)。彼女が所属するトゥルビネ・ポツダム…
コリーンの修道院を訪ねて(3)
この日コリーンにやって来たのは、修道院跡を見学するためでも、廃墟の美に感じ入るためでもなく、ここで音楽を聴くためだった。東独時代からすでに半世紀近く、毎年夏に「コリーンの音楽の夏」(Chriner Musiksommer…
コリーンの修道院を訪ねて(2)
ベルリン中央駅から電車で40分、さらにChorinの駅から山を越えてたどり着いた中世のシトー修道院。実際はそれほどの距離ではないにせよ、ベルリンからはるばるやって来たという気持ちを強く起こさせてくれる場所だった。こちらが…
コリーンの修道院を訪ねて(1)
Bahnhof Chorin (2011-08-28) 最近、ブランデンブルク州を紹介したDumont社の詳細なガイドブックを書店で見付けたので購入した。この本、ドイツ語版ながらなかなかおすすめできる内容なのだが、巻頭の…
ハンブルクのテレマン博物館とエルプ・フィルハーモニー
5月にハンブルクに行った時、旧市街にあるブラームス博物館を訪れる機会がありました。展示スペースは小ぶりながらも内容は充実しており、係の方の対応も親切。満足して外に出ると、その奥にもう1つミュージアムがあることに気付きまし…
世界遺産になったファーグス工場の写真展
南東から見たファーグス工場。1928年、アルベルト・レンガー=パッチュ撮影 ©Albert Renger-Patzsch Archiv – Ann und Jürgen Wilde, Zülpich / VG Bild-…
ハンブルクの港祭りにて – Queen Mary 2の出航 –
忙しくもなかなか充実していた5月のことを、これから振り返ってみたいと思います。まずは、先月初旬の週末にハンブルクに行った時のこと。ベルリンからハンブルクまで、一昔はインターシティでも3時間近くかかりましたが、今はノンスト…
歴史博物館のヒトラー展
あえて写真を排したヒトラー展のポスター 昨年10月に始まったドイツ歴史博物館の「ヒトラー展」は、公開当初からドイツ内外で大きな話題を集め、12月末の時点で見学者数はすでに16万人を超えています。2010年の博物館全体の訪…
ツェツィーリエンホーフ宮殿を歩きながら考える
Schloss Cecilienhof (2009.4) 仕事柄、ポツダムのツェツィーリエンホーフ宮殿に来ることが多い。去年から急にその頻度が増え、この1年半の間に一体何度ここを訪れただろうかと思う。ポツダム観光のもうひ…
ケーラー連邦大統領が突然の辞任
6月1日の大衆紙BZの一面より 先日、マルティン・レーアさんのインタビューで取り上げたばかりの、ホルスト・ケーラー連邦大統領が、今日突然の辞任を発表。ドイツ中で驚きの声が上がっています。私自身、先ほどこのニュースを知り、…
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